「早寝・早起き・朝ごはん」と園で保護者に言ったときに、「何時に寝れば早起きになりますか?」という質問を受けましたが、同様に「何を食べれば朝ごはんになりますか?」また、「何時に食べれば朝ごはんですか?」と聞かれそうです。
数年前の読売新聞に医学博士の米山公啓さんがこんなことを書いています。
「脳はとても食いしん坊な臓器です。体の中では、体重の2%の重さしかないのに、エネルギー消費量では18%も占めています。脳の唯一のエネルギー源はブドウ糖ですが、脳はブドウ糖をためておくことができません。常に血液中からブドウ糖を補給してもらわないと駄目なのです。脳はエネルギーとして、1日120グラムものブドウ糖を必要とします。糖にはいろいろな種類がありますが、脳のエネルギー源になるのはブドウ糖だけです。驚くことに、血液中にあるブドウ糖の何と50%が、脳によって消費されているのです。ブドウ糖は主に体の中で、ご飯やパン、めん類などのでんぷん質の食物からつくられます。ご飯やパンを食べて30分くらい経つと、血液中のブドウ糖(血糖)はピークになり、次々と脳に送り込まれていきます。脳に供給されずに余ったブドウ糖は、肝臓にグリコーゲンとして備蓄され、必要に応じてまたブドウ糖に変換されます。しかし、この蓄積も12時間が限界なので、血糖値は一日のうちで朝食前に最も低くなります。つまり、朝起きたとき、脳はすでにエネルギー不足に陥っているというわけです。何も食べないで会社へ行けば、脳が働かないのも無理はありません。」
では、朝食に何を食べるかは国によってかなり違うようです。しかし、どの国でも、まだ消化器官が活発に活動していない時間帯ともあって、消化しやすい炭水化物であるパンとかシリアルが中心となる傾向が強いようです。
日本では、ごはん、味噌汁、納豆、生卵、焼き魚、漬物、海苔加工品など、洋風ならパン、目玉焼き、コーヒーやスープなどが多く、外食の朝食定食などはこれらが組まれています。しかし、たまに朝食メニューに「カレー」があるところがあって、「朝からカレー?」と思ってしまうのですが、そうでもないようです。
カレーを東洋医学の立場から10年ほど前から実験を重ね、体への効果を調べてきた日本薬科大教授の丁宗鉄さんはこう言います。
「実験の結果、最も劇的な効果があったのが脳の血流量だった。脳の血流量が増えると酸素が脳に行き渡り、脳が活発に動き出す。個人差はあるが、集中力が高くなる人もいるという。交感神経と副交感神経が切り替わる朝に食べるのが効果的だ。受験生にもおすすめです」その反面、夜カレーを食べると、人によっては活性化されすぎて寝られなくなることもあるといいます。しかも、野菜がたくさん入り、ご飯も一緒に食べられるなど、栄養バランスがいい。週に1回、冷蔵庫の整理を兼ねて作れば食材の無駄が出ない、冷凍もできると、作る側にとっても、いいことだらけだそうです。そして、スパイスは熱に弱いので煮込まないこと。食べるときには、体を温める効果が台無しになるから冷たい水を飲みすぎないように。辛すぎるカレーは実は邪道で、辛さの元の唐辛子には一時的な効果しかなく、他のスパイスは、子ども向けのマイルドなカレーでも十分効くといいます。
だからと言って、朝からカレーを食べる気はしませんが、一度食べてみようかとも思います。
「最近、朝食が菓子パンだけとかおにぎりだけという子どももいるようだ。こんなことでいいんだろうか。」という話を聞きました。菓子パンはお菓子だからその意見もわかるけど、おにぎりはいいのでは?と聞いていて思いました。多くを求めすぎると何も出来なくなってしまう、そんな難しい時代になってしまったと思います。自分がよく朝から食べるから言うわけではありませんが、好きな食べ物のひとつだから言うわけではありませんが、朝からカレー、これもいいんじゃないでしょうか。
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組で紹介されていましたが、マリナーズのイチローは、7年間毎日ブランチ(朝昼兼用の食事)で、弓子夫人手作りのカレーを食べているそうです。それも同じ味、同じレシピでいつでも食べられるようにたくさん作って冷凍保存しているとか。彼なりのこだわりでしょうが、彼のように体力や知力を極度に使うプロ選手が、朝食にカレーを選ぶのは確かな科学的な根拠があってのことだと思います。私もカレーは嫌いではないので、一度試してみようと思います。
朝食は食べないと脳が働かないといのは、よく聞きますが詳しくは知りませんでした。ですが、体重の2%しかないのにエネルギー消費量を18%も使用するとは驚きです。確かにそう考えると、朝食にしてもブドウ糖を取り、脳にエネルギーを供給しなければ仕事にしても勉強にしてもはかどらないのですね。よく朝食を取らない日もあるのですが、しっかりと働くために朝食は取るべきですね。その朝食にカレーというのは、実は私はよくありました。前日の夕食がカレーの日は決まって次の日の朝は茶碗一杯分のカレーを食べていました。それが科学的に実証されているとは何か嬉しい気分になりました。教えてくださりありがとうございました。
年に何回か「朝からカレー」の朝食を頂きます。たいていは前の晩の残りです。嫌々食するというより敢えて所望することが多いです。カレーに味噌汁は絶妙の組み合わせて、ついでに焼海苔を細かくしてカレーの上にふりかけます。コレが何とも言えない味を出します。私の朝食はたいてい、今日のブログで紹介されていた和食の定番から「焼き魚」を除いたものです。これにお漬物と梅干が加わります。朝からしっかりといろいろな食材を摂ります。もっともカレーにはかないません。カレーの方がより多くの食材が使用されているから、です。朝食を食してNHKの朝の連ドラを観て仕事に出かけるのが日課です。残念なのは、飲酒が過ぎた翌朝。朝食が摂れず結局一日ダメになってしまいます。