私のメールにいくつかの他の人からのメルマガが送られてきます。そのひとつに「日本財団会長笹川陽平ブログ」があります。今日、送られてきた記事は、6月13日に発足した「たばこと健康を考える議員連盟」の設立総会に先立ち、笹川さんが国会議員有志による勉強会に呼ばれて、日本とは異なる世界のたばこ文化も紹介しながら「たばこ1箱1000円」について講演した内容です。
笹川さんが講演したのは、産経新聞の2008年3月4日付けコラム「正論」で、たばこ「1箱千円」への値上げをということを書いたからです。その後、それは議論を呼び起こしています。しかし、喫煙している議員を含めてタバコについて考えるきっかけになったようです。「正論」で論じられたことを要約すると以下のようなことです。
「ロンドンの街角で世界的に人気のある銘柄のたばこ1箱(20本入り)の値段は、5ポンド(1045円)、ニューヨークでは、8ドル(最近まで960円、円高の現在は約850円)に対して、日本は同じたばこが320円です。そこで、日本も1箱1000円とするよう提案します。また、日本では、62.3%が税金であるのに対して、英国の税率が82.4%、仏80.9%、毒80.4%、伊74.9%(05年実績)で、税率でも日本の低さが目立っています。一方、07年の国内消費量は国産、外国産を合わせ年間約2700億本で、これに伴う税収は約2兆2000億円。1箱1000円に値上げした場合、これに伴う税収増は9兆5000億円になり、仮に喫煙率、消費量が3分の1に落ち込んだ場合も3兆円を超す税収増が見込める計算になります。また、1箱1000円になると、たばこは「高級な嗜好品」となり、ほぼ間違いなく未成年者の喫煙は抑制できます。」
笹川さんは、講演会で、自分は決して禁煙論者ではないということを前置きして、世界保健機関(WHO)のハンセン病制圧特別大使として世界を回っていて、世界と比べ日本のたばこ文化は、大変遅れていることを実感したといいます。例えば、外国のたばこのパッケージには「たばこは人を殺します」と書かれていますし、WHOの事務局長を務めたグロ・ハーレム・ブルントラント氏は「たばこは殺人の道具だ」と公式に発言しています。それにもかかわらず、日本のメディアは両論併記でたばこを吸う庶民をいじめるなという論調にもなっていると指摘しています。
それは、たばこを吸う人たちを一方的に悪と考える嫌煙家になれということではなく、喫煙が本人の健康に良くないことと、それ以上に多くの受動喫煙者に迷惑をかけているということ、それから青少年の不良化や喫煙による害の大きさ、そして火災の問題等を喫煙者が十分に理解をした上でたばこを吸うことが、これからの新しいたばこ文化として日本に定着することを望んでの提案であるといいます。
タバコを吸う人には、こんな喫煙のスタイルを提案しています。1000円が高すぎるというなら、本数を三分の一に減らし、今までのような無秩序にたばこを吸う習慣を改め、例えば朝食後に一服、10時に一服、昼食後に一服、3時に一服、夕食後に一服、そしてカラオケに行って2本というように節度を持ち、計画的な喫煙に改めてはどうかといいます。
そして、日本のたばこが外国で売られると健康被害者の写真等がパッケージに貼られている写真を提示しています。日本で売られる日本製のたばこのパッケージはスマートですが、タイで売られている日本製のマイルドセブンは酸素吸入器が着けられた患者の写真が貼られています。

成人識別たばこ自動販売機のためのICカード「taspo(タスポ)」も導入され、今後、タバコ文化についてさまざまな論議がされることを望みます。
タバコを1箱1000円にするという話、大賛成ですね。値上げがきっかけになってタバコと縁が切れる人が増えることで、医療費の削減にもつながりますね。それでも辞めない頑固な人がいるおかげで3兆円も税収が増えるとはありがたいですね(笑)。財政難を緩和するのに一石二鳥の効果があります。ヘビースモーカーの人が「タバコなんか止めるくらいなら死んだほうがましだ」なんて言うことがありますが、もしがんで余命何ヶ月と宣告された時のことを想像してみてください。そんなこと言ってる場合ではないと思うのですが・・・。残念なことですが、タバコさえやめてたら、ひょっとしたらもう少し長く生きたのではという人が、私の友人に何人かいます。今でも一緒に禁煙していたらよかったのにと後悔することがあります。
タバコを1000円にするのは私も良い政策だと思います。そうなれば、タバコは間違いなく「高級な嗜好品」になりますし、未成年はほぼ購入することはできません。そして、一日に吸う量もかなり減ると思います。喫煙者からかなりの反論は来ると思いますが、それ位の覚悟をしないとタバコに対する日本の考えは変わらないと思います。そして日本より遅れているタイも写真のようなタバコのパッケージを作って訴えています。日本はタバコの文化に限らず、色々な面で海外からどんどん遅れていく気がして心配です。
とても耳の痛い内容です。タバコとの付き合い方を考えることは、増税になろうがなるまいが考えないといけないことなんでしょう。喫煙、禁煙、喫煙、禁煙と繰り返し、何が何だかよく分からない状態になっていますが、とにかく自分勝手な考え方になってはいけないと思っています。それにしてもタイのマイルドセブンのパッケージはショッキングです。
タバコを止められて本当に良かったと思っております。藤森先生には感謝しても感謝しきれません。タバコを吸っていた時は旅に出るたびにまずはタバコの自販機やタバコを買えるお店を探していました。タバコを止めて数年経つ今、「タバコ自販機」には目も止めません。コンビに行っても店員の後ろに並ぶ色とりどりのパッケージタバコが全く気になりません。不思議なものです。タバコを吸っていた時は「もし止めたら狂い死にする違いない」と思っていました。今では「吸ったら息苦しさにすぐ死んでしまうだろう」と思うようになりました。ニコチン中毒の恐ろしさを今実感しています。タバコ1000円は大賛成。ついでに酒税もドンと上げて税収を増やす。ついでに公務員の理不尽な諸手当を廃止する。800兆円の財政赤字はみるみるうちに解消していくような気がします。