町では春の花が咲き乱れ、冷たい風もその中に暖かさも感じられる季節になりました。しかし、ブログでよく書きますが、季節は花だけでなく、様々なところで確実に変わっていく姿を見せてくれます。夜道を歩くときでも、暖かくなったので背中を丸め、下を向いて急いで歩いていたのですが、やっと、ゆったりと、温かい気配を感じながら上を向いて歩くようになりました。
今、イタリア・ルネサンス美術の殿堂、ウフィツィ美術館およびフィレンツェ文化財・美術館特別監督局の全面的な協力を得て、同館が世界に誇る至宝ティツィアーノ作「ウルビーノのヴィーナス」が上野の国立西洋美術館で公開されています。この展示について昨日の日曜美術館でも特集されていましたが、ヴィーナスの神話が、いかに古代の芸術家のインスピレーションを刺激したのかが展示から感じられるようです。古代から、ヴィーナスだけでなく、さまざまな女性が神話に現れ、絵画、彫刻、工芸品等のモチーフにされてきました。
4月の星座の主人公も、そんな女神です。それは、星座占いでも使われる黄道十二星座のひとつ「おとめ座(乙女座、Virgo)」です。この星座は、名前は有名ですが、大きさも、うみへび座に次いで全天で2番目に大きく、又、その星座の中には明るい1等星スピカもありますので、霞んでいる春の夜空でも見つけ易い星座です。おとめ座の女神は稲穂を持っていますが、その先端がスピカです。スピカの名称もラテン語の穂先に由来しています。その美しさから、日本では「真珠星」の和名を持っています。スピカを見つける簡単な方法は、北斗七星の取っ手の部分からうしかい座のアルクトゥルスまでの長さを同じ分だけ伸ばしてみるとそこに見つかります。その延ばした曲線を「春の大曲線」といいます。そして、このアルクトゥルスとスピカと、しし座の2等星デネボラを結んだ形が、「春の第三角形」と言われていますが、夏の大三角形や冬の第三角形と比べるとかなり見えにくいでしょう。
「おとめ座」の乙女が誰なのか、さまざまな説があるようです。ギリシャ神話では大地に豊かな恵みをもたらす農業の女神デメテールが、左手に麦の穂をたずさえた姿だと言われています。彼女には、ペルセポネという一人娘がいました。しかしペルセポネが、死の国の王ハデスにさらわれてしまいました。娘を失ったデメテールは悲しみ、洞くつの中に閉じこもってしまったので、世界中の家畜は死に、草花は枯れ、作物は実らなくなってしまいました。これを知った大神ゼウスはハデスに使いを送り、ペルセポネを返すようにと説得しました。ハデスはこれを承諾しましたが、ペルセポネに4つのザクロの実を食べさせてしまったのです。死者の国の食べ物を口にした者は、死者の国で暮らさなければならないという決まりがあったのです。地上へ帰ったペルセポネでしたが、ザクロの実を4つ食べたために、1年のうち4か月は死の国へ戻らなくてはならない身となっていました。そのあいだは、デメテールは洞窟に閉じこもってしまうため、地上の作物や植物は枯れ、冬がおとずれるのだということです。
星空は、その広さだけでなく、壮大なロマンも感じます。
星座に関しては中学校の時に勉強した気がします。その時はあまり関心もなく、勉強だから…という感じで授業を受けていました。しかし、保育士になってからは、色々な事に興味をもつ事が大事だと思い、星座も自分の為に勉強しようと思いす。
ギリシャ神話は「おおくま座」の話を誰かから聞いたのを覚えている以外は知りませんでした。なので今回の「おとめ座」のギリシャ神話の話は二つめです。その二つを聞いてもギリシャ神話というのは本当にスケールが大きく聞いていて面白いと感じました。せっかくなので星座に興味をもつなら、その星座にまつわるギリシャ神話も調べてみようと思います。
「おとめ」というタイトルなので、てっきりあの「おとめ山公園」のことかと思いました。以前、藤森先生にもお話ししたことがありますが、私は星座ネタが苦手のようです。私の「地頭力」(?)をもってしても、何も浮かんできません(笑)。思考のブラックホールに落ち込んだようです。ともかく、藤森先生のブログにお付き合いさせていただくためには、無理矢理でも先生の好奇心の向う先に目を向けないといけません。そして、何とか文章にまとめあげる・・・。ある意味では毎日、小論文の課題をこなしているような気がします。脳を活性化させるには、当ブログのコメントが一番ですね。おっと、星の話を忘れていました。スピカ(spica)は、スパイク(spike)と語源が同じで、尖ったものという意味があるそうです。
私にとっての当『臥竜塾』ブログの楽しみ方のひとつはタイトルを見た後しばし本文に入ることを留め置いて、その内容を類推することです。今日のタイトルは「おとめ」です。乙女のことか御止めのことか、おそらく後者のことだろう、ついては「おとめ山公園」に関する内容か、と類推してみましたが、ハズレでした。昨日今日と雨降りなので夜空を見ることもできません。今頃は三日月が夕方の西の空に浮かんでいるはずです。このコメントを書いている時間のおとめ座は南東方向にあり、星座の斜め上には土星が位置しています。「おとめ座」と言われれば星座占いで8月後半から9月前半生まれの人の星座、くらいの認識しかないのが誠に残念なことです。ギリシャ神話の紹介は本当にためになります。中学時代に読んでいた『天文ガイド』にも星座とギリシャ神話のことについて書いてあったと思いますが覚えていません。残念。
今回はコメントされている方が臥竜塾に向き合うそれぞれの心構えのようなことを書かれているのでいつもとは違う感じで楽しめました。私の場合はとにかく一度読んでみて、その中で自分がどの部分に一番興味を持ったかを考え、その部分に関してブログの内容に関係あることからないことまであれこれ考えてみるというのがいつものパターンです。今回は「温かい気配を感じながら上を向いて歩くようになりました」の部分です。春の気持ちよさに誘われてゆったりと上を向いて進んでいけるように、純粋に子どもたちの成長を喜びながら、そしてそのためにゆったりと確実に前に進んでいける職場環境をどのように作っていけばいいのか。何となくですがヒントをもらったように思います。星座の話には全く関係はありません。