ファンタ

保育をする上で必要な力のひとつに「柔軟性」があるという話をしましたが、その柔軟性は企業にも必要ですね。この柔軟性からの発想の商品が発売されることが、先日の日経新聞に掲載されていました。その記事は、「コカ・コーラシステム、振らなきゃ飲めない炭酸飲料「ファンタ ふるふるシェイカー オレンジ」を発売」という記事です。
 コカ・コーラをはじめとする炭酸飲料は、缶やペットボトルを開けるときに気をつけなければなりません。それは、その前に振ってしまうと、勢いよく中身が飛び出してしまうか、泡があふれ出てしまうからです。ですから、できるだけ振らないようにします。それを逆手にとって、振らなければ飲めない炭酸飲料を開発したのです。それが、「ファンタ ふるふるシェイカー オレンジ」で、2008年4月21日(月)より全国で新発売の予定です。
この商品は、中高生を中心としたティーンを、ポップに楽しく応援するブランドとして、ティーンの生活に常に新しい楽しさを提供しようと企画されました。どうして振らないと飲めないかというと、中身は炭酸入りのゼリーで、缶を振ることでゼリーが崩れ、ゼリーのプルンとした食感とはじける炭酸のシュワッとした爽やかな口当たりが楽しめるようになっています。
このファンタ(Fanta)はコカ・コーラ社の炭酸飲料で、最近はほとんど飲みませんが、若い頃はずいぶんと飲んでいました。当時、コカ・コーラを飲んでいて、それよりも少し甘く、新鮮な味に思われました。また、このファンタのテレビコマーシャルは大変流行りました。実は、このファンタは、1940年に第二次世界大戦でコカ・コーラの原液を輸入できなくなったドイツで、リンゴジャムとチーズの製造工程中に生じる副産物より開発・製造されたものです。ドイツの飲み物といえば、ビールが有名ですが、アルコールがだめな人は、よくシュペツィという飲み物をのみます。これは、コーラとオレンジジュースを店によってブレンドしたものです。これは、ドイツでファンタオレンジが開発されたときの名残の味です。1958年に日本で初めて販売され、1960年にコカ・コーラ社によって商標が買い取られています。ファンタという名前の語源は、英語のFantasy(空想)やFantastic(すばらしい)に由来していて、「現実から解き放ってくれる」ような、楽しく親しみやすいというイメージのブランドとして発売されています。
ファンタを発売している「ザ コカ・コーラ カンパニー」は、「コカ・コーラ」をはじめ、そのほかの炭酸飲料、コーヒー、茶系飲料、果汁飲料、水、スポーツ・エネルギー飲料など400ブランド以上の清涼飲料を世界200以上の国や地域で製造・販売しています。発売していますが、の人々にお届けしています。世界の清涼飲料ブランドトップ5は、「コカ・コーラ」「ダイエット コカ・コーラ」「スプライト」「ファンタ」「ペプシ・コーラ」ですが、そのうちの4つを有する世界最大の清涼飲料メーカーです。
BusinessWeek誌とブランド測定企業のInterbrandが年次調査「Best Global Brands 2007」によると、世界ブランドのトップはコカ・コーラとマイクロソフトの2社となったそうです。この順位は、この7年、変動はありません。
私からすると懐かしいファンタも時代で変化しているようです。

ファンタ” への4件のコメント

  1.  私も小学校~高校の時まではファンタをよく飲みました。どちらかと言うとコカコーラよりファンタの方が好みです。ですが最近は炭酸飲料はあまり飲まなくなりました。水かお茶になってしまいました。そんなファンタが振らないと飲めないとはすごい事ですね。炭酸飲料に振る行為は厳禁なのに、それをあえて導入するとは斬新なアイディアです。発売されたら買ってみようと思います。ですが、今までの炭酸飲料のようにふたを開けた瞬間にプシュッという爽快な音がするのか心配です。せっかく炭酸飲料を飲むのにプシュッという音がしないと何か物足りない気がしますが…。

  2. そうそう、ファンタと言えば、学園シリーズのCMが有名ですね。3年〇組〇〇先生!というあの強烈なCMです。あらためてYouTubeで見ましたが、おもしろいですね。こんな個性的で、面白い授業をする先生ばかりだと退屈しませんね。いや、まともな勉強はできないか(笑)。今テレビでは3年AB組エビさん先生をやっていますが、初期のころの革ジャン先生とか、ドラゴン先生のほうがおもしろかったですね。激安先生の数学の問題、何回見ても答えがわかりません(笑)。

  3. 振ったら吹き出てしまって困る飲み物を振らなければいけないようにしてしまうのは、かなりの発想の転換ですね。柔軟性が生み出すものは大きいということがよく分かります。このような柔軟性はどのように磨いていくのでしょうか。どの世界でも、守り続けるものと時代に合わせて変化していかなければいけないものがありますね。
    よく振った炭酸飲料を横にして数回回すとふたを開けても吹き出ないと聞き、試してみました。本当に吹き出ません。これも柔軟な発想によるものでしょうか。

  4. 私には6歳になる息子がいますが、その息子はコンビで「ファンタオレンジ」や「ファンタグレープ」を時々買って飲んでいます。私が高校生の頃にお世話になっていた合唱団の先生が「ファンタオレンジ」の大ファンでした。その影響でファンタを飲むことがあれば必ず「オレンジ」でした。今もそうです。東南アジアに行って選んで飲むのも「ファンタオレンジ」でした。先日コカ・コーラが発売している「SAKURA MIST」という炭酸飲料を頂きました。ほのかにチェリーの味わいがして、しかし炭酸部分がコーラを感じさせます。瓶を覆うパッケージデザインが実に見事です。飲んで空になった瓶のパッケージデザインを眺めて春のひと時を風流に過すことができました。ご賞味あれ。

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