ごみ

 ごみを捨てるときによく迷うのが、どこに捨てればよいかということと、どのように分別したらよいかということです。普通は、「可燃ごみ」と「不燃ごみ」に分けます。保育室の中にも、「燃えるごみ」と「燃えないごみ」の二種類のゴミ箱があります。そのほかに資源ごみとして、「古紙類」「びん・缶」「乾電池」「紙パック」「ペットボトル」「白色トレイ」があります。
 この分別の仕方が、最近変わりつつあります。私の園がある場所は新宿区のモデル地域で、昨年7月から資源・ごみの分別方法が変わりました。
いままでの資源ごみであったものはそのまま資源ごみですが、不燃ごみの中から、「容器包装プラスチック」であるレジ袋、卵パック、カップ、ボトルが資源ごみとして分別します。また、「不燃ごみ」は、金属、ガラス、陶器だけになり、容器包装以外のプラスチック(玩具、ビデオテープ、CD、歯ブラシ)やゴム、皮革製品は、今までの可燃ごみに加えて可燃ごみになります。このようにするのは、プラスチックの再生資源化推進とごみ埋め立て処理場の延命を図るためと書かれています。
プラスチックの焼却は、地球温暖化の原因となる温室効果ガスを発生させる大きな要因となるなど、環境負荷を増大させる原因になっています。ペットボトルについてはすでに再資源化されていますが、今回、それ以外のプラスチック製容器包装について、新たに分別回収を行い、再資源化することで、焼却処理量を削減するとともに環境負荷の低減を図ろうとするものです。
これらは、「容器包装リサイクル法」によるものですが、どうしてそれを定めるようになったかが書かれています。「わが国の経済は、高度成長期以後、今日まで「大量生産・大量消費・大量廃棄」によって発展してきました。 この経済システムによって生み出された廃棄物は増大の一途をたどり、廃棄物を埋め立てる最終処分場が足りなくなる事態も生じてきました。このため、廃棄物の発生を抑制するとともに、廃棄物をリサイクルすることによって廃棄物の減量を図ることが重要となり、 特に、一般廃棄物のうち容量で約61%、重量で約22%(出展:平成17年度 環境省「容器包装廃棄物の使用・排出実態調査」)を占める容器包装廃棄物の処理が緊急の課題となってきたのです。」
 その対象となる「容器包装」とはこのように定義されています。「容器(商品を入れるもの)、包装(商品を包むもの)(商品の容器及び包装自体が有償である場合を含む。)のうち、中身商品が消費されたり、中身商品と分離された際に不要になるもの」と定義して、リサイクルの対象としています。それには、最近、いろいろなマークがついていますね。アルミ缶やスチール缶はよく見ます。
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また、飲料用紙パック(アルミ不使用のもの)には「紙パック」、段ボール、紙パック除く紙製容器包装には「紙」と書いたリサイクルマークがついています。
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 また、しょうゆ、飲料、酒類などが入っているペットボトルにはPET、それ以外のプラスチック製容器包装にはプラのマークがついています。
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 ボール製容器についているマークはあまり見かけないかもしれません。
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 こうやって、改めて並べてマークを見ると何気なく見ているものの違いがよくわかります。本当に、日本は過剰包装でしたし、何でもかんでもただすぐに捨てて燃やしていましたね。もう少し、神経を使ったほうがいいかもしれません。

ごみ” への6件のコメント

  1. 物を再利用することは、もっと考えなければいけないと思いました。見栄えのためだけの包装もです。無駄をなくすことや再利用することなど、意識しておかなければ何も変わりません。どちらかというと苦手な分野ですが、もっと勉強しようと思います。せめてマークの意味が答えられ、ゴミの分別くらいはできるようにしておきます。

  2. 日本はこれまでヨーロッパの環境政策を学びリサイクルに取り組んできましたが、実は本家のヨーロッパの国々がリサイクルにかなりのコストがかかることに気がついて、分別リサイクルによるごみの減量化に加え、焼却処理によって熱回収してエネルギーを再利用することも政策に加えているという話を聞きました。実は、日本はガス化溶融や熱回収の分野で優れた技術を持っているので、今、海外から注目を集めているようです。とはいえ、一消費者として最低限の心得として、ごみの減量化とリサイクルの意識の徹底は必要ですね。

  3.  私達の身近なものでゴミも環境破壊に繋がるのですね。最近は排気ガスや森林伐採などに目を取られていましたが、一番身近で毎日出しているゴミも環境破壊に繋がることをすっかり忘れていました。まず身近なことで環境破壊を防ぐ方法として買い物に行くときはマイバッグを持つようにしようと思います。また、ゴミを出すときにも分別をしっかりしようと思います。

  4. 私が住む集合住宅の隣にはゴミ処理に関するセンターがあります。大きな垂れ幕が下げられ、プラスチックゴミは「資源」、と大書されています。今やゴミも「燃える」「燃えない」ではなく、「資源」として再生可能かそうでないか、で分別される傾向がありますね。最近、町内会で「ゴミ分別」に関する新しいお知らせがありました。ゴミ廃棄についても日進月歩?の感を否めません。朝の通勤途上、自転車に空き缶の大袋を積んで通り行くオジサンとすれ違います。途中にゴミ集積場所があり、空き缶が回収を待っているのですが、そのオジサンはその場所に自転車を止めどうやら「回収」作業に入るらしいのです。今朝のニュース番組で上野の「お花見宴会」のことを報道していましたが、そのときも「空き缶回収オジサン」が登場していました。稼ぐ人は一日5千円以上も稼ぐのだそうです。

  5. ボール製容器のマークは初めてみました。このマークはDropboxというアプリのマークにとてもよく似ているので、少し驚きました。物を買った時に特に思いますが、本当に包装のゴミは多いですね。そんなに包まなくてもいいのにと思うこともあります。たくさんゴミが出れば、焼けるものはどんどん焼いていけばいいという訳ではないのですね。ゴミを燃やすだけでもエネルギーがいり、それだけ環境に負荷をかけてしまっているのですね。ゴミがあまり出ないようなものを選んだり、再利用されるものを選んだりという選ぶことに意識を持って生活することが私たちにできることですね。ゴミを出さないようにすると、部屋もきれいに片付きますし、環境にもいいので、意識したいところです。先日のニュースで、ペットボトルの樹脂を分解する生物を発見というものがありました。どのようにこれから展開していくのか分かりませんが、私の日々の生活でも出さないという努力も意識したいなと思いました。

  6. 今では、スーパーに行くと“レジ袋”は有料のところもあり、環境に配慮した行いが目に見えますが、それは消費者にリサイクルを意識させるための試みでもあるように感じます。ゴミの分別にしても、廃棄物からそれを商品化するための過程には、もちろんコストもかかりますし、人件費もかかります。その部分をうまく活用して、リサイクルする方向にするには大変ですね。しかし、「経済システムによって生み出された廃棄物は増大の一途をたどり、廃棄物を埋め立てる最終処分場が足りなくなる事態も生じてきました」といった言葉が胸に突き刺さります。地球の将来がゴミの惑星となりつつある現代で、今、地球に生きている私たちの貢献が、リサイクルにあるような気もしました。

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