今日は、本格的な春に向けての兆しと、行く早春を感じるために出かけました。
まず、小田急線新松田駅から徒歩で松田山に登ります。ここでは、松田山の山肌をピンクに染める早咲き桜と、今日は少し曇っていたために見ることが出来ませんでしたが、雪化粧の富士山を見ることが出来ます。ここの早咲き桜は、河津から移植したカワヅザクラ約260本が濃いピンクの花を咲かせています。その花には、めじろが何羽も枝から枝に飛び回っています。

山頂のハーブガーデンには、約181種16,500本のハーブが植栽されているそうで、いまは、クリスマスローズが花盛りで、ローズマリーが花をつけ始めていました。その花にうずもれながら、散策路の途中、松田市街が一望できる斜面に腰掛けて、妻の作ったお弁当を妻と二人で食べました。
そのあと、JR御殿場線松田駅から下曽我に向かいます。ここの曽我の梅林は、中河原・原・別所の3箇所の梅林があり、約3万5千本の白梅が植えられています。ここからも、田園風景のなかの梅林の背景として、富士山(今日は、残念ながら見えませんでした)、箱根連山、丹沢山塊等の眺めもすばらしく、風に乗って、梅の香もあたり一面に漂っています。

一方、この地は、曽我十郎、五郎兄弟の育った場所として有名で、数多くの史跡もあります。私の子どものころは、この曽我兄弟の絵本や漫画があり、一度訪れたいと思っていた場所ですが、最近の若い人は知らない人が多いかもしれません。曾我兄弟の仇討ちは、1193年源頼朝が行った富士の裾野の巻狩の際に、曾我十郎祐成と曾我五郎時致の兄弟が父親の仇である工藤祐経を討った事件で、赤穂浪士の討ち入りと伊賀越えの仇討ちに並ぶ、日本三大仇討ちの一つといわれています。この事件は後に「曽我物語」としてまとめられ、江戸時代になると能・浄瑠璃・歌舞伎・浮世絵などの題材に取り上げられ、民衆の人気を得ました。
まず、中河原梅林の中を散策したあと、曹洞宗の瑞雲寺へ行ってみました。ここには、曽我兄弟が父の敵を討つために願文を納めて、「十人力」を授けられたといわれている「力不動尊」があります。
この境内に「曽我の春」の歌碑がありますが、その3番の歌詞にこのことが歌われています。「真白く清き富士の嶺 望みはるかな志 十郎五郎傘焼く宵も 力不動に願いをかける 梅の故里 梅の故里 曽我の春」この中の傘は、敵討ちに行くときにたいまつ代わりに傘を燃やしたことからきています。
つぎに城前寺を参詣しました。ここは、十郎、五郎、祐信、母満江御前の供養墓や鬼王兄弟の碑などもある曽我兄弟ゆかりの寺で、曽我兄弟の墓は、本堂の裏手にありました。
そこから、原梅林を経て、別所梅林まで白い布を広げたように一面の梅林です。時折、しだれ梅や深紅の梅が目を引きます。今日で梅祭りは最後のようですが、期間中は、郷土芸能の寿獅子舞や、流鏑馬などさまざまなイベントが行われています。
郷土芸能の由来や歴史的な逸話を知ることは、その地を訪れるときに、見る目を厚くしますね。
もう地域では桜が咲く時期なんですね。しばらく、外で綺麗な風景を見ながらお弁当を食べることは小学校の遠足以来したことがありません。今度、とてもいい天気で桜が満開の時にお弁当を持って行こうと思います。
今回は「曽我物語」のお話しですが・・・初めて聞きました。なので、先生のブログを読ませていただき、たくさんの知識が入ってきたと思います。また、出かける時など、行く先の文化や歴史など調べて行くとより面白みが増しますね。最近は休日でも家の中にいる人が多くなりました。自分もいつのまにかそういう人たちの仲間入りをしてしまってます。もっと、自分で色んな楽しい体験をし、その体験を子ども達に伝えていきたい思います。
春ですねぇ。営業で車を走らせていると、梅や早咲きの桜が咲いているのをあちこちで見ます。ただ、ちょうどこれからが年度末と新年度の仕事で忙しくなってきますので、ここ何年も桜の時期に花見をしたことがありません。大好きな山登りも、5月のGWまでおあずけです。う~ん、なんか体がうずいてきました(笑)。神奈川にも花の奇麗な公園があるんですね。うちの近くにも川之江の翠波(すいは)高原という山上の花の公園があります。今、菜の花が満開のようです。今度、家内と一緒に行ってみようと思います。
藤森先生の休日の過ごし方は精力的ですね。休日なのに精力的という表現は何か変な感じがしますが、そんな風に感じます。昨日は子どもを連れて久しぶりにあちこち散歩をしました。桜のつぼみ(まだ固く閉じていますが)、きれいに咲いている梅の花、菜の花など、いろんなものを見ました。春を感じながらの散歩は気持ちよかったです。
郷土芸能の由来や歴史的な逸話を知ることは、その地を訪れるときに、見る目を厚くする。本当にその通りだと思います。見る目を厚くするという言葉もいいですね。こういう知識の生かし方を学校で教えてくれるといいですね。
梅の香りが漂ってくるような今回のブログと写真です。また、松田市街を眺望できる場所での「お弁当」を奥様とご一緒に頂く。まさに「迎春」の一シーンです。以前のブログコメントでも触れましたが、20代の頃は湘南に住んでいました。「曽我梅林」のことは知っていましたが、やはり訪れずじまいで其の地を去りました。「河津桜」は以前田舎に引き上げる直前、知り合いのご好意で伊豆の河津温泉に行って今頃の季節に見た記憶があります。其の時は九十九折を歩いたり天城随道を通り抜けたりしました。富士山が見えなかったのは残念ですね。それにしても心身ともにリフレッシュできる休日の過し方のお手本です。私は子どもがまだまだ小さいので「公園めぐり」です。しかも「鬼ごっこ」です。梅林散策などはもう少し後のことでしょう。