立春は過ぎたといえ、春はまだ名ばかりで、風は冷たく、まだまだ寒い日が続きます。谷の鶯は、まだ春になっていないと、まだその季節になっていないと、まだ声を潜めています。というと「早春賦」ですが、今日は昨日の福寿草に誘われて、春の気配を感じに「吾妻山公園」に行ってきました。なぜ、早春賦が浮かんだかというと、その道すがら、目の前に鶯がとまったのです。綺麗な鶯色をした、そのかわいらしい姿を見せてくれましたが、まだ、泣き声は聞こえませんでした。あとで、写真を急いで撮ればよかったと後悔しましたが、そのときには、急いで、一緒にいた妻に教え、その姿に見とれてしまっていました。
今日登った吾妻山公園は、東海道線二宮駅より階段、山道を登り、標高136.2メートルの山頂までに広がる公園です。何年か前にここに行って、感動したので、妻がもう一度行こうと提案したのです。
何が感動するかというと、山頂は360度の大パノラマが広がり、箱根、丹沢の山々に加えて、富士山が手に取るような近さに感じられ、一方、南には相模湾が広がっています。晴れた日には大島や初島も見ることができるそうです。山頂一面の芝生には、子ども連れの家族がたくさんシートを敷いてのんびりしていました。この公園が子どもにも人気のあるのは、途中にいくつかのアスレチックが設置され、山頂からは長いローラー滑り台が下のほうに続いています。
その山頂からの魅力に加えて、この公園は、季節の花が咲き乱れることでも有名です。今の季節には、山を登る道の脇や展望台の山側の部分に、かわいらしい水仙の花がたくさん咲いています。水仙は、そう派手ではありませんが、自分の姿に見とれたことがうなづけるような、少しうつむいた姿は、春に先駆けて咲くにはふさわしい気がします。
そして、山頂には、箱根、富士山をバックに一面まっ黄色の菜の花畑が広がります。
少し横を向くと、やはり菜の花畑越しに相模湾が広がります。青さの増した空の下、遠くに富士山、少し高くなった太陽に照らされた海、手前には一面の菜の花という構図は、再度訪れたくなる景観です。
日本武尊が東北戦を終え、帰路相模国から足柄を通り甲斐に出る途中、峠ではるか東方の海をながめ(あヽ吾が妻)と嘆かれたと云うことからついた「吾妻山」。山頂の石碑には、「万葉の昔から、淘綾の里 二宮の美しい海浜と、それを眼下に一望できる吾妻山は人々のふるさとでありました。云々」と書かれています。その脇には、
「相模路の 淘綾の濱の 真砂なす 児らは憂しく 思はるるかも」萬葉集第十四 東歌
と書かれた石碑もあります。淘綾の濱とは、ゆるぎ・こゆるぎの浜ともいい、二宮を中心に国府津から大磯あたりまでの白砂青松の海浜をいいます。石碑には、こう続けてあります。「戦後社会構造の変化にともない、就職の変遷や、豊かな生活になるにつれ、日毎に住民とのかかわりが少なくなり、荒廃が進むのを憂えた町民、云々」とありますが、豊かな生活になるにつれ、このような公園が荒廃していったというのは、本当に豊かな生活になったと言えるのでしょうか。アースという映画を見ても感じることですが、自然を壊すことは決して豊かではなく、とても貧困だと思うのですが。早く、そういうことに気がついて欲しいと思います。
3枚の写真はどれも本当に綺麗ですね。とくに、富士山をバックにした菜の花畑は最高の景色ですね。確かに、まだまだ風は冷たいかもしれませんが、確実にだんだんと春に近づいているのですね。
生活が豊かになるにつれ、ブログに書いてある素晴らしい公園や綺麗な景色が無くなっていくのは確かにおかしい気がします。生活が豊かな国というのは高層ビルをいくつも建て、ゴルフ場をたくさん作るのではないと思います。豊かな国というのは自然との共生がしっかりと出来ている国だと思います。今からでも遅くないと思うので、本当にはやく気づいて欲しいです。
昨日の福寿草に、今日は水仙に菜の花、本当に春はもうすぐそこに来ているんですね。富士山もきれいです。こういう写真を見せられると、「やまや」の血が騒ぎます(笑)。今仕事が忙しい時期なので、冬山はなかなか登れませんが、そろそろ近くの低山でも歩いてみようかと思っています。来月に入ると、四国の山でもまんさくの花を見ることができます。春が来るとまず咲くことから「まんさく」というそうなのですが、この花をみると「ああ春が来たんだ」と実感することができます。
素晴らしい景色ですね。まるで絵葉書のようです。こんな場所にいると心身ともにリフレッシュできますね。先生も多忙な中自然に触れることで癒され又頑張れるのでしょうね。
今、園にメジロがつがいで飛んできています。もうすぐすると我が家の周りにも鶯の声が聞こえてきます。春がそこまできているようで楽しみです。自然を大切にしなければと思います。
季節が変わることを楽しみに待てるのは、自然の変化があるからだと思っています。特にこれからの季節は楽しみです。写真のような風景があちこちで見られるかと思うと、春がやってくるのが待ち遠しくなります。今あちこちで自然を守るための活動が行われていますが、1人ひとりがそこから感じたことを行動に移していくことでしか自然は守れないと思います。こんな時代だからこそ、普段から意識して自然に触れる機会を持つことも大切ですね。
「建国記念の日」はお天気も良かったので、息子に連れられて近くの公園へお散歩しました。公園内の1本の梅の木にはもうピンク色の花がついており、椿の花の赤色、そして花壇に植えらている三色すみれの花の色共々春の気配十分でした。その近くの木の枝にウグイス色の鳥を目にしたので鶯か?と思いきやその公園の野鳥紹介の中にウグイス色をした「メジロ」があったのでおそらくメジロだったのでしょう。ケイタイの写真に収めようと思いましたが、用意している間にどこかへ飛んでいってしまいました。今日のブログで紹介されている「吾妻公園」のある二宮町には父の仕事の関係で10代末から20代前半にかけてよく足を運んでいました。しかし、残念なことに、同公園の存在も知らず、またそうした公園で風景を愛ずる余裕もなかったことをブログを読みながら思い返したところです。写真に写る遠景はとても懐かしく、菜の花畑の風景から「春の匂い」が漂って来ます。若い頃の一時期を過した場所として今日のブログは格別な思いで読みました。