なつかしのアニメ

 いまや、日本は世界で評価が高いアニメ文化を持っています。しかし、私が子どものころは、TVアニメはアメリカ製のものがほとんどでした。その中で有名なものはもちろんミッキーマウスを持っているディズニーアニメです。確か、毎週金曜日の8時から、隔週でディズニー特集とプロレス中継が放送されていました。もちろん子どものころでしたから、ディズニー特集の週は楽しみでした。そして、その中でも冒険の国という実写版の動物や自然物のときと、ファンタジーの週はアニメでした。そのほかの番組で楽しみだったのが、毎日6時50分から10分だけ放送されていたアニメです。当時は、それほど子ども番組がありませんでしたので、たった10分の番組でも楽しみでした。ただ、この記憶も定かではありませんが、わたしが印象としておぼえていることを思い出してみます。その10分では、色々なキャラクターが登場しました。印象に残っているキャラクターのひとつは、「マイティマウス」という、テリーテューンズが生み出したネズミのキャラクターです。
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 これは、最初、1942年に「スーパーマウス」として誕生したことでもわかるように、スーパーマンのねずみ版で、スーパーマンのようにマントを翻らせて、空を猛スピードで飛んできて悪者をやっつけ、いろいろな人(動物?)を窮地から救い出すというヒーローです。しかも、ギリギリまで窮地に追い詰められること、いろいろ妨害にあって、いつも危機一髪!という勧善懲悪の決まりきったストーリーでしたが、子どものころは一緒にハラハラし、助け出されてホッとし、そのストーリーを楽しんでいたようです。名前も、1943年には「マイティマウス」に改名しています。日本では、TBSで、1957年にTVアニメデビューし、放映された初期のカラーアニメとしてアメリカ同様、ブームが巻き起こりました。2羽のお喋りでイタズラもののカラス(本当はカササギ)が主人公のヘッケルとジャッケルも同じテリーテューンズのキャラクターです。ほかに、今日乗った飛行機の機体に描かれていた「ウッドペッカー」があります。
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 ウッドペッカーとはキツツキのことで、正しくはキツツキのウッディーといいます。あの独特の鳴き声である「ゥアアアーアー、ゥアアアーアー、ゥアアアアアアアアアアアアア!」という甲高い陽気な笑い声は、プロデューサーの奥さんの声をテープで速回ししたものだそうです。日本では1961年9月23日から1964年7月9日まで日本テレビで「ウッドペッカー」というタイトルで放送されました。また、「フェリックスの冒険」は、1960年からアメリカ各地方局に登場した6分半のアニメ・シリーズですが、日本では1960年7月からNHKで、1963年からはフジテレビで放映されていたイタズラ好きの黒ネコが主人公で、いつも黄色いカバンを持っていました。
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 しかし、そのキャラクターの誕生は、1919年ですから、随分古いですね。1922年以後はニューヨーク・ヤンキーズ球団のマスコットにもなりました。「♪フェリックスちゃんお利口猫ちゃん、いつでも黄色いかばんを持ってる…♪」という主題歌はペギー葉山が歌っており、今でもそのメロディーが浮かんできます。そして、その日の話しの完結は、フェリックスがいつも「アハハハハ・・・」と大笑いして終わっていました。子ども番組が少なかったために、その番組が待遠しく、見ていた番組が今でも印象深いものとして心に残っており、その思い出を同世代の人と共感できます。多いだけが幸せではないと思います。

なつかしのアニメ” への8件のコメント

  1. ウッドペッカーの鳴き声は懐かしいですねぇ。プロデューサーの奥さんの声をテープで速回ししたもの、とは知りませんでした。この鳴き声がとても奇妙で記憶に残ってしまったので、子どもの頃は弟を相手にこの鳴き声を真似ていました。弟も私の影響でこの鳴き声をマスターし、私が逆に耳にするようになりました。Felix The Catも懐かしいアニメキャラです。こちらはテレビで親しんだ、というより妹が好きなキャラクターでした。妹の持ち物にはこのキャラクターがやたらとあって、私が妹に贈るプレゼントも基本的にこのフェリックスキャットのモノでした。「なつかしのアニメ」をテーマとした今日のブログは図らずも遠くはなれて暮らす弟妹を思い出すきっかけとなりました。

  2. 紹介されたアニメのキャラクターを知ってはいましたが、テレビで見たことは多分無いはずです。私はアニメなど子ども番組の多い中で育ってきましたが、それでも今とはかなり違っています。今はいつでもレンタルできますしパソコンで見ることも出来ます。こうした環境もずいぶん変化していることを改めて感じました。
    多いだけが幸せではないということについて、最近よく考えます。少ないことで得ることもあるし、逆に悪いこともあるんじゃないかと思います。常にいろんな側面から考えるクセをつけなければいけないと思わされることが多くなってきました。

  3. 藤森先生より少し後の世代ですので、マイティマウスはリアルタイムでは観ていません。
    ウッドペッカーやフェリックスは懐かしいですね。あの当時は鉄腕アトムや鉄人28号、
    宇宙少年ソラン、オオカミ少年ケン、エイトマンなど和製アニメに夢中でした。主題歌も全部歌えます。
    善と悪、正義とはなにか、友情のすばらしさ、みんなマンガで学んだような気がします。
    いま、日本のアニメが世界の子どもたちの心をひきつけているのは、その長い歴史の積み重ねによる
    ものが大きいように思います。

  4.  「マイティマウス」というのは初めて知りました。見た瞬間、ミッキーマウスから持ってきたのかな?と思いました。その通りですね。フェリックスは駄菓子屋さんで10円のガムの表紙に載っていたので存在は知っていました。ウッドペッカーも何故か知っています。ですが二つとも実際に見た事がありません。私はアニメというと「ちびまるこちゃん」「サザエさん」「アンパンマン」を小さい頃に見ていました。中でも一番好きだったアニメは「ドラゴンボール」ですね。これは本当に影響を受け、小学校の頃によく友人と戦いごっこをしました。アニメの影響と言うのは本当にすごいですね。ですが、最近はアニメよりお笑い芸人の影響を受けすぎのような気がします。とくに「そんなの関係ねぇ」という言葉を子ども達は平気で使っていますが、明らかに悪影響です。子どもにはちゃんと見せて良い番組というのを大人がしかっりと判断しなければいけないと思います。

  5. ●毎週金曜日の8時からの番組はよく覚えています。確か“三菱ダイヤモンドアワー”とか言いませんでしたか?●物語の内容に、インディアンと仲良くなったり、苦労して戦って最後は幸せになるような話などにワクワクして見たものでした●正しいものと悪いものが見ただけでハッキリしていて、正しい方が最初は苦難するんですよね●今から考える単純な話なんですが、今の自分の考え方の基盤を作ったような気がします。

  6. マイティマウスは知りませんでした。胸板の厚さはまさにヒーローという感じですね。ウッドペッカー、フェリックスもよく知らなかったので、検索して動画で見てみました。フェリックス方は海の怪獣の話やイナズマでダイヤモンドを作るというような話を見ることができました。見始めると最後まで見たくなるおもしろさがありますね。ウッドペッカーの鳴き声も聞くことができました。私はそれがプロデューサーの奥さんの声と知っていて聞いたのですが、全くそんな感じには聞こえませんでした。おもしろくて何度も聞いてみました。私が小さい頃、夕方に見ていたものといえばやはり一番印象に残っているのはNHKでやっていたフルハウスかもしれません。フルハウスは金曜日でしたが、他の曜日にもアルフとかサブリナなどというアメリカのホームドラマを楽しみにしていました。アニメではゲゲゲの鬼太郎やクレヨンしんちゃんなどを夢中で見ていたのを思い出します。あと、マキバオーなんかもみんなで見ては絵を描いて遊んでいました。

  7. 正直、一歳半健診の内容を初めて知りました。五領域に分けて診ているのかなぁ等と思っていましたが、イメージよりも細かく診ている印象を受けました。しかし、1歳半のうちに発達の偏りを見つけるというのを難しいような気がしますが、「自閉症」であればその時期に発達の関わりが見えてくるということですね。そして、「様子を見ましょう」という言葉ですが、発信側からすると都合のよい言葉ですが、受け取り側からすれば心配が増すばかりという事のようですね。普段、お便り帳の中でその言葉を使用する時があるので、慎重にいきたいなぁと思いました。そして、「他の子どもとかかわる体験を多くさせる場」の充実は、今後の課題ということなのですね。

  8. 「多いだけが幸せではない」という言葉が、印象に残ります。自分の記憶の一部や目で見て耳で聞いた事を、他者と共感して初めて「幸せ」を感じるという事であれば、いかに、他者と自分との関わる機会が多いかが重要だと感じました。「マイティマウス」や「ウッドペッカー」など、子どもを魅了したアニメには共通したものがあるのでしょうか。中でも、目と耳と心に残るキャラクターは大切であると感じています。また、主人公に負けないくらいの脇役も必要であると思います。アカデミー賞に、主演賞だけでなく助演賞があることに以前は違和感を覚えていましたが、主演を助ける人という役割が良い作品には不可欠なものであることを感じさせますし、その人の存在によって、さらに多くの共感が生まれるのでしょうね。

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