今日、地下鉄に乗っていて前の座っている女性を見ると、L25という雑誌を見ていました。以前のブログでR25という雑誌を紹介しましたが、このシリーズの女の子版として、あれもこれも欲しい女の子たちが、会話豊富で余裕のある大人になれることを意識して編集されている雑誌がL25です。このL25も、毎週木曜発行のフリーマガジンです。首都圏エリアの私鉄・地下鉄ラックや書店・コンビニなどで約40万部配本しているそうです。R25 は、世間では「元気がない」なんていわれて、ちょっと悔しいこの世代の男性に向けて「オトコ視点」で編集されていましたが、L25は、大人っぽさも、かわいらしさも、自分らしさも、すべて大切にしていきたいという欲張りな女性たちを応援するフリーマガジンといわれています。その中での特集記事や連載は、「大人力」+「女子力」+「自分力」=「L25力」として、それぞれのバランスが取れた大人の女性になるために問いとされています。ちょっと、私も中身を見てみました。女性が好きそうな内容です。さすがよく研究されています。私も女性が多い職場ですので、この中の話題を持っているといいかもしれません。まず、「Connect×Review特集」ということで、どの雑誌や番組で、どんな情報が提供されているのか、世の中では何が流行っているのかがひとめでわかるようなレビュー記事です。そして、「WEEKLYイベントカレンダー」ということで、一週間のイベントや新商品開発などのホットなトピックスを政治・経済からエンタメ情報まで幅広くピックアップされています。「L25女子力検定」もとても面白い企画で、テーマに沿った5問で「女子力」を検定しています。「男と女はどーしてわかりあえないか研究所」も面白いです。毎号、男女に同じテーマを投げかけ、男女はどのくらい考え方が違うのか?ということがリアルにわかる特集です。そのほかに、「今週の推薦状」「自分力BOOK」などがあります。この内容で、具体的にどのようなことが書かれているかとても興味が湧きますね。今週号に「電車のマナーはどこまでOK?ビックリエピソード目撃選手権」というのがありました。電車の中でお化粧をするなんていうのはもう古い話で、私が目撃してびっくりしたのは、座っている私の前に立っていた女性が、紙袋から買ってきた水着を出して、試着を始めたのにはびっくりしました。地下鉄でしたから、窓ガラスが鏡のように姿を映していたからでしょう。L25 に掲載されていたエピソードは、「ゆでた上海ガニを袋から取り出し、一心不乱に食べ始めたおばさん。みそもしっかりすすってました。」「ラッシュ時に歯磨きをしている女性。何度か見かけますが、いつくちをすすいでいるのか気になります。」「混雑気味の車内にて、T字カミソリでヒゲソリを始めた30歳くらいの男性。しかも鏡を見ず、シェービングクリームもナシ。」「つり革にハンモックをかけて寝ている外国人を目撃。車内の人もア然としてしまい、当人はおとがめナシのまま下車。」これらの目撃情報を見ると、「最近の若い人は!」とか「最近の女性は!」というようには言えないくらい、男性であろうが、女性であろうが、若かろうが年配であろうが、日本人であろうが外国人であろうが、マナーの悪い人は様々です。「男子の“美容ケア”ってどこまで許せる? 許せない?」という特集でも、動機として、「最近、よく見る眉毛を異様に細くしていたり、爪がピカピカの男子。私はちょっと違和感あるんですよね~。そこで、男子のお手入れについてどう思うか」なんていうことを見ると、やはり、男女差という刷り込みが、いまや全く間違いだったことに気がつきます。
都会の情報サービスはどこまで進んでいくんでしょうか。男性と女性にターゲットを絞った至れり尽くせりのサービスは、田舎ではお目にかかれそうにありません。
「男と女はどーしてわかりあえないか研究所」の研究結果はおもしろそうです。個人差も当然あるでしょうが、男女の考え方の傾向には多少なりとも違いはあるんでしょうね。言われるとおり、女性だけでなく男性が読んでも楽しめそうです。機会があればR25だけでなくL25も是非読んでみたいです。それにしても電車での目撃談は驚きです。
歴史的に言うと、「男女差」の解消が声高に叫ばれるようになったのはいわゆる「ウーマンリブ」運動の頃からでしょうか。以来「男女雇用均等」やら「男女共同参画」やら、やたらと「男女差」解消の政治経済的動向が顕著になり、ついに「男女差という刷り込みが、いまや全く間違いだったことに気がつきます。」という結論を今日のブログで導き出すほど「男女差」解消が功を奏した、ということが言えるような気がします。一説には「男女差」解消どころか女性による男性差別、いわゆる「逆差別」さえ雑誌の見出しを飾るようになってきました。「男尊女卑」のわが国における「伝統」は然程古くはないと思いますが、昨今の「男女差」解消現象の発端が歴史的「男尊女卑」にあり、つまり男あるいは女の、それ以上でもそれ以下でもない役割の認識の欠如、がその後もろもろの問題を引き起こし、また様々な現象を産み出すに至っている、と言えましょう。「電車のマナー」の実態紹介は誠に驚嘆の念を禁じえません。老若男女に拘わりのない、オカシナニホンの一実態を知ることができ、現実がシュール化するわが国の実情に今日は困惑しきりです。