無料情報誌「R25」の11月1日号に「オトコの「流行色」は 誰がどうやって決めているの?」という特集が組まれていました。その記事は、流行色情報センター広報・大野礼子さんが書いているものですが、今年の秋冬メンズファッションは黒やブラキッシュカラー(パッと見は黒だけどよく見ると色味がある色)+グレー、アクセントとして赤みのあるピンクや強いブルー…以上の色が今年のはやりなのだそうです。「流行色は、その年の約2年前から検討を重ね、1年半前に発表します。『インターカラー』という国際的に流行色を検討する場があるのですが、そこで協議された結果を受け、さらに日本の状況と照らし合わせたうえで、日本の流行色を市場に提案しているんです。色を決める際は、ファッションやインテリア、自動車の色の動向、百貨店の色別売り上げ、そして政治や経済の状況などを考慮に入れ、単一色ではなく色の組み合わせとして予測いたします」と書かれています。日本で流行色を決めているのは、「JAFCA(ジャフカ)」という、生活のあらゆる分野での流行色を予測し、会員に発信する、我が国唯一の公益法人の色彩情報機関です。この機関の沿革はとても古く、昭和28年(1953)9月4日に「社団法人日本流行色協会」として発足しています。しかし、今年の流行色というと、鶏と卵ではありませんが、今年はこの色がはやるという情報を流して、新しいものを買わせるという業界の作戦なのか、消費者がそのような色を好んで買うようになって、その色が流行になるのかよくわかりません。語源を見ると、「物事が河の流れる様のごとく世間に流布する」という意味を表わす漢語で、徳の広まることや、はやり病(疫病)が広まることを指しました。日本ではどうも、「流行」と「はやる」が混同されているようです。はやるというのを「流行る」とも書くことがあります。しかし、JAFCAで流行色を決める上の重要な基準になるものとして、3つのファクターがあります。その1が、雑誌にかかれてある「インターカラー(国際流行色委員会)」からの情報です。世界のファッションカラーに関する研究団体など各国の代表が集まり、 生活意識の流れや、今後求められるテイスト(雰囲気)を提案、検討し、世界的な共通認識に立ったトレンドカラーを選定しています。2として、現在の生活者の意識やライフスタイルに調和するであろうカラーを、デザイナー、マーケッター等現場担当者の予測、生活情報、専門家へのアンケートなどを行い、専門委員会での検討を経て選定されます。そして、メイクアップカラー嗜好色調査、自動車メーカーに対して行っている自動車車体色調査、また、百貨店の売れ筋動向についてのアンケート(婦人服・紳士服・インテリア・家電等)も行っているそうです。ちなみに、ここで出されたメンズウェアカラーは記事に書かれていたので、「2007年秋冬JAFCAレディスウェアカラー」をお教えします。カラーテーマは、「Be・witching-謎めいて、魅せる」というBewitching「魅惑する、うっとりさせる、魂を奪うような」と、be witch「魔女である、妖婦である」を、be とwitchの間に中黒を入れて結びつけた造語です。カラーグループの特徴は、「魔女の黒」と「女性らしさの匂う鮮やかなディープトーン(深みのある色)」のクチュールカラーです。また、今シーズン重視されるグレー系バリエーションで、カラードグレーと女性らしい粉白粉をイメージさせる淡いパステルカラーと迷彩色(カモフラージュカラー)からイメージされるブラウンとオリーブのアースカラーだそうです。しかし、私は流行色で服を買い換えるのではなく、体型の変化で買い換えるほうが多いようです。
「流行色」といっても結構奥が深いことを今日のブログで知ることができました。ほほぅ、メンズは「ブラッキシュ」。赤みのあるピンクや濃いブルー・・・。私は服やその色のセンスがないので家内に選んでもらいます。もっとも家内が選んだ色やモノがすぐに自分のお気に入りになるか否かは別ですが、結果としてその選択には概ね間違いがないことを結婚13年目にして認識するようになりました。レディースはBe・witching。なんとも神秘的かつ妖艶な香りが漂います。そして「アースカラー」。よくわかりませんが、なんだかいい感じですね。休日、若者たちの服装を見ていると時折おもしろい格好をしていますね。私の仕事場でも様々な色のTシャツにお目にかかることができます。楽しくなります。色々な色があるほうが気分の上向きます。
まさか、毎年の流行色を決めている色彩情報機関があるなんて思ってもいなかったです。今年の流行色が「黒やブラキッシュカラー(パッと見は黒だけどよく見ると色味がある色)+グレー、アクセントとして赤みのあるピンクや強いブルー」なんですね。個人的にはブルーが好きなので良かった気がします。
毎年の流行色で服を買い換える人はいると思いますが、毎年大変ですね。流行色で買い換えるのは、色を選択するには良い目安だと思います。色彩だけではなく、色々な事で「流行」ばかりを意識して、それに流されるのはどうかな?と少々思います。自分の信念というものをしっかり持って生活していくのが大事だと、私は思います。
以前のブログでも思いましたが、無料情報誌「R25」はいいですね。情報が無料というのはうらやましいです。流行色は、よく考えれば当然ですが、提案されて上手にコントロールされているものだったんですね。その流行色を検討している国際流行色委員会でどんな話し合いが行われているか、とても興味があります。
それにしても、生活意識やライフスタイルまでも表現できる色の力はすごいです。色の特性を理解し上手に使えているかという視点も磨く必要があると思いました。
インターカラーとして選定する色は、流行らせるに的した色だと選者の間で決めた色。事実これ以上の意味は無くて、それらの色を流行色と言ってしまうのはかなり強引なんです。デザインする上での指針として参考にするのが本来健全なあり方であるはずなのですが、実際は流通の道具として機能させられています。
ファッション業界で頻繁に見られるこの押し付けがましい流行を疑問視する人々は、デザイナーの中にも芸術系の大学講師にもいます。
国や地域によって気候や生活環境が違うのに、どうして世界共通の流行色などというものを厳密に選出することができましょう。
結局のところ、実際に流行る前に発表される流行色、および流行スタイルというものは、あまり自分で考えずに判断するためのモノサシに過ぎません。
流行色の商品は多く流通し、人の群の中で浮かない。消費者にとっての流行色の利点とはこれ以外無いでしょう。