新しいコミュニティ

 先日、若い職員からミクシィを見せてもらいました。若い人が電車内で携帯電話を見ている姿をよく見かけます。何を見ているのだろうと思っていたのですが、その何人かはミクシィを見ているようです。私は、他の人よりは携帯電話を活用しているほうですが、ミクシィは名前だけは聞いたことがありますが、参加はしていません。ミクシィmixiとは、2004年2月に開始した日本初のソーシャル・ネットワーキング サービス(SNS)です。運営しているのは株式会社ミクシィで、9月末の交流サイトの会員数は1190万人で、数十万のコミュニティ、1日2億ページビュー以上のアクセスがあるそうです。このmixiには参加者からの招待がないと加入できないサービスで、加入自体は無料です。ブラウザだけで利用できる日記機能や、参加者間でメールが送受信できるメッセージ機能、自分の聞いている曲をリアルタイムにリスト化して公開できる「mixiミュージック」、主要なメディアから配信されるニュースを一覧でき、関連した日記を書くことができる「mixiニュース」、携帯電話からmixiが利用できる「mixiモバイル」、テーマに沿って参加者が集まるコミュニティ機能などがあります。また、親しい友人・知人を登録する「マイミクシィ」(マイミク)と呼ばれる機能があり、ここに登録するとお互いのプロフィール画面に相手がマイミクであることが表示されるほか、相手を紹介する文章を相手のページに掲載することができ、相手の日記の新着書き込みなどが自分のページに表示されるようになります。この「mixi」という名称の由来は、公式見解によると「mix」(混ぜる、交流する)と「i」(人)の造語のようです。株式会社ミクシィは、もともと株式会社イー・マーキュリーという社名だったそうですが、mixiが事業の柱に育ち、同社サービスの中でも群を抜いて知名度が高くなったことから、2006年2月にミクシィに改名しています。今日のニュースに、「ミクシィ、単独営業利益2.1倍・9月中間、広告収入伸びる」というものがありました。今月発表の単独決算は、営業利益が前年同期比2.1倍の18億1300万円だったそうです。携帯電話向けを中心にサイト閲覧数が増え、広告収入を大きく伸ばし、税引き利益は2.2倍の9億8200万円でした。利用も8―9月には携帯からのサイト閲覧件数がパソコンからを上回ったそうです。もうひとつ、今日のニュースで「ミクシィから生まれたカップめん・エースコックが12月発売 」というのがありました。エースコックが、ミクシィの公認コミュニティ「カップめん開発オーディション」で、新商品アイデアを募集し、商品化したものです。コミュニティには、735件ものアイデアが寄せられ、その中から、ユーザーとの活発な意見交流によって商品内容を決定したようです。その結果、ひとつは、「カレーラクサ春雨」です。マレーシアの麺料理「ラクサ」をヒントにしたカレー風味のカップ春雨で、価格は150円です。もう一品は、230円の価格設定をした「黒石・つゆ焼きそば」です。これは、B級グルメとして注目されている青森県黒石市のご当地メニューをカップめんで再現したものです。乾燥麺の入ったカップに熱湯を注いで切った後にソースを加えて、ソース焼きそばを作るというものです。今回の消費者参加型の商品開発方法について「従来型の話題作りや広告の一媒体にとどまらない、真のWeb 2.0型プロジェクト」と語っています。この世界では、新しいコミュニティの形が次々と生まれています。まだ、人生をリタイアしない気持ちがある人は、よくわからないと言うのではなく、積極的に知ろうとする意識が大切かもしれません。