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2007年09月14日 近頃思うこと

気分転換

 よく、私の園に来て、3,4,5歳児の保育室に行って子どもたちのたくさんいる中でじっと座っている人がいます。なぜかというと、そこにいると心が落ち着くのだと言います。また、以前、障害を持った男子高校生が私の園に来て、実習をしたことがありました。その人が実習をした初日、家に帰ったときに母親からこう言われました。「初めての日だから、疲れたでしょう。」そのときに彼は、こう答えたそうです。「疲れるどころか、普段の疲れが吹っ飛んだよ。だって、人って、子どもといることは自然なことだから。」また、こんなこともありました。高校に入学した直後から不登校になって、学校を辞めた青年が、ボランティアで保育園に来て、子どもと遊んでいるうちに、高校にもう一度行ってみたいと思うようになって、翌年高校に入り直して、生徒会長になりました。私も、出張から園に帰ってくると、まず、保育室に行って、子どもの顔を見ます。ホッとするからです。仕事で疲れて家に帰って、子どもの寝顔を見ると疲れが飛んでしまう人も多いと聞きます。子どもには、そんな癒しを与える力がある気がします。疲れたとき、何かにいやになったとき、子どもの顔を見たり、子どもと触れ合うことで癒されてくるのを感じます。しかし、最近、子どもと一緒にいることで癒しを感じるよりも、ストレスを感じる人が多くなってきた気がします。オリコンが「あなたのプチ休憩所」についてのアンケート調査を実施しました。仕事を思いきりサボるほど時間はないけど、ちょっとだけ気分転換したい時に、そんな場所をどこに求めるかという問いにどこと答えたのでしょう。総合1位には「トイレ」が選ばれました。トイレという場所は、どうも社会人にとっては用をたすだけではなく、トイレの中でいろんな形で気分転換を図っているようです。なぜトイレかというと、「個室の中でなんとなく落ち着く」(大阪府/20代/男性)、「喜怒哀楽を他人から見られずに済む」(愛知県/30代/女性)、「1人になれる」(大阪府/30代/男性)と、完全に1人きりになりたい時にトイレに行くという人が多いようですし、また、「眠い時、少し寝ます」(東京都/30代/女性)、「広いしトイレも鏡もあり、ちょっとした自分空間」(大阪府/20代/女性)など、自分の部屋さながらにリラックスする女性も多いようです。総合2位は「喫煙所」です。この場所は、男性からの圧倒的な支持を得たそうです。「仕事と関わらない人と話ができる」(兵庫県/40代/男性)、「タバコで一度気持ちをリセットできる」(愛知県/20代/男性)など、タバコや雑談でリフレッシュするという、気分転換のために利用する人が多いようです。なかには、タバコを吸うかどうかは別として「喫煙所しか休憩できるところがない」(東京都/20代/女性)という人もいたそうです。逆に女性から大人気だったのが総合3位の「給湯室」です。「上司に見られなくて人の邪魔にならない場所だから」(東京都/20代/女性)と、上司や先輩、男性社員など、特定の人たちから離れられるところであり、「コーヒーブレイクを楽しんでいます」(大阪府/30代/女性)と、自分だけのためにお湯を沸かしている人もいるようです。休憩をする理由として多かったのは、「1人になれる」、「わずらわしいことから離れられる」などのようですが、子どもがストレスの原因であるという人は、どうも、子どもという存在が、自分一人でいることを邪魔する存在と感じる人のようです。いつから、人が一人でいることが好きになったのでしょうか。

投稿者 fujimori : 2007年09月14日 23:30

コメント

若い頃は確かに1人でいることに快感を覚えた時がありました。一人いて、あーでもない、こーでもない、と「下手な考え休むに似たり」と揶揄されることが当てはまる「思索の時」を楽しんでいました。ところが今はダメですね。家内や息子が所用で郷里に戻る時など一瞬「独身貴族?」と思いますが、全くの錯覚です。1人の寂しさが襲いかかります。強がりをみせてもいけません。今日のブログで紹介されている「トイレ」や「喫煙所」が「気分転換」の場になる。とても奇異な感じを受けます。もう少し若ければそうした感情も持たないのかもしれません。子どもたちと一緒にいるとホットします。そして若い大人の人たちと一緒にいても漲るエネルギーを受けてふぅ~と大きく溜息をついてリラックスすることができます。職場環境のありがたさを今日も感じることができました。

投稿者 toshi123 : 2007年09月15日 01:13

 先日、研修で三日間ほど園を離れた事がありますが、思った事が「早く園に戻って子どもと関わりたい」と強く感じました。どんなに疲れていても子どもと関わると疲れが飛んでいきます。よく私の友達と話しをしている時に「子どもは嫌い」という友達がたまにいます。そういう人達は一度でも接したことがあるのかな?とよく思います。
 

投稿者 Sasuke : 2007年09月15日 09:23

「子どもという存在が自分一人でいることを邪魔すると感じる人」というのは今の保護者にも言えるような気がします。夏休み中夏期保育をしていますが登園してくる子どもは毎年増加しつつあるのもこのような現象があるからでしょうか。今この大事な幼児期に親子で触れ合う機会が多く持てるのにしないのはもったいない様に感じます。子育てまっさい中の時には気づかないのかも。私も子ども達からばあばと呼ばれる迄、この仕事ができるのも子どもから癒しを貰っているからだと思っています。

投稿者 熊本のODA : 2007年09月15日 10:26

八王子で過ごした学生時代、児童文化研究部で活動していました。
それまで子どものことには興味がなかったのに、なぜだろうと思うことがありますが、
今考えれば、確かに子どもと一緒に遊んでいると、癒されましたね。
八王子の幼稚園や養護施設で出会った子どもたちの顔が浮かんできます。
今の仕事についたのも、学生時代の体験が大いに影響しているようです。

投稿者 yamaya49 : 2007年09月15日 10:27

確かに子育ては大変でしんどいこともあります。「子育てを楽しもう!」といった標語などをよく見かけるたびに、誰もが楽しみたいと思ってはいるんだろうと思います。でも現実は決して「楽」ではないわけで、その辺のギャップが苦しみの原因の1つになっているのではないでしょうか。そんな状況を踏まえた上で、いろいろあるけど全部ひっくるめて楽しい!と思ってもらえようなきっかけ作りをするのが、私たちの仕事でもあるのかもしれないと考えるようになりました。子どもと触れ合うことで癒されるというごく自然なことを、自然に言い合えるようになりたいと思います。

投稿者 あいやま : 2007年09月15日 15:10

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