アンテナショップ

 よく、東京の人は東京タワーには登ったことがないといいます。それぞれの地域には、それぞれの観光名所がありますが、意外とその地域の人はそこを訪れる事が少ないようです。私がある地域を訪れるときに、時間があったら行きたい場所を調べていくことがあり、「どこか、行きたい所がありますか?」と聞かれて答えると、その地域の人が知らないことがあります。また、食べるものでも、その地域の名産品は、その地域の人でも知らないことがあります。私も、東京名物「東京ばなな」は食べたことはありませんでした。そこで、地方から見えた方にリクエストをして、一度買ってきてもらったことがありました。逆に、自分の出身地でよく食べていたものを無性に食べたくなることがあります。ドイツに行っていると、意外とラーメンとか、焼きソバが食べたくなります。寿司とかは最近どこでもあるのですが、おいしいラーメンは日本しかない気がします。夏にドイツから高校生が来ていたときに、いろいろなところに食べに連れて行ったのですが、余り食欲がありませんでした。ふと気がついて、最後の晩にドイツ料理に連れて行ったところ、喜んでたくさん食べていました。日本に来たからといって、気を使って日本独特ものや、日本らしい食べ物のところばかり連れて行かれていたようです。そんなことで、それぞれの地域の特産品を紹介したり、また、ふるさとの味を楽しんだりするために各地に、各地のアンテナショップがあります。特に、東京には、全国のアンテナショップが人が多く集まるいい場所に作られています。今週の「メトロガイド」では、その特集が組まれていました。そこに掲載されている特産品を、その地域の人は知っているでしょうか。たとえば、「いわて銀河プラザ」(銀座)では、「田老かりんとう」「盛岡冷麺」「金のヨーグルト」「じゃじゃ麺肉味噌付き」が紹介されています。「かごしま遊楽館」(有楽町)では、「いも焼酎」「もろみ酢紫いも」「さつまいも天」が紹介され、併設のレストランでは、「黒豚しゃぶコース」が食べられます。「いきいき富山館」(有楽町)では、「ます寿司」「ビアンコ・マンジャーレ」です。「銀座わしたショップ」(銀座)では、「仕次ぎの酒」「あぐーの餃子」、「滋賀県東京観光物産情報センター」(有楽町)では、「ひこにゃんぬいぐるみ」「鮎のやわらか煮」、「表参道・新潟館ネオパス」(神宮前)では、「栃尾の油揚げ」「魚沼かぐら辛っ子」「梅エキス」「純米吟醸八海山」「笹団子」で、レストランで、新潟産コシヒカリや、栃尾の油揚げ2種が食べられます。「サテライトショップふくしま」(上野)では、「桃ジュース」「会津磐梯ハスカップ」、「越前・若狭の特産館ふくい南青山291」では、「地酒」、「日本橋島根館」(日本橋)では、「セミドライ干いちじくたきのささやき」「松江地ビールビアへるん」「出西生姜」「頑固親父のこだわりキムチ」「葉楽koto特選Green Tea」で、レストランでは、「桶盛り海鮮がいな丼」が食べられます。「広島ゆめてらす」(新宿)では、「ふるさとレモン」「尾道佃煮特上しそ昆布」「かき炭火焼」で、レストランでは、「ピリ辛つけめん」が食べられます。「新宿みやざき館KONNE」(新宿)では、「東国原」(いも焼酎)「日向夏ドレッシング」「赤どりプレミアム」「ひや汁」で、「チキン南蛮」が食べられます。「香川・愛媛せとうち旬菜館」では、「まめや高瀬緑茶ケーキ」「御栗タルト」で、「おいでませ山口館では、「ふくの白雪づくり」「うに伝説」です。まだまだあるのですが、逆輸入ではありませんが、私も「東京愛らんど」にある「赤イカ塩辛」「ラム酒」や多摩酪農家発の「東京牛乳」などは一度も食したことはありません。