かき氷

 暑い夏を涼しくするものといえば、「お化け屋敷」だけではありません。ついでに言っておきますが、ブログでお化け屋敷のことを書いたときに私がそこに入らなかったのは、何もお化けが怖いからではありません。私は、いわゆる日本のお化けは怖くありません。大体日本のお化けは、西洋のお化けのように不特定多数を襲うのではなく、怨念から特定の人に化けて出ることが多く、他に人には特に危害を加えないイメージがあります。私は余り人から恨まれるようなことはしていない思いがあるので、誰かが化けて出て、私に危害を加えるという気がしないからです。ですから、夜、一人で部屋にいようが、夜、人気のいない校舎を歩こうが余り怖くはありませし、夢の中で怖さでうなされることはありません。(ただ、試験が出来ないとか、遅刻してしまうとか、試験が近づいて何も準備していないとかでうなされることは多いのですが)ん。ただ、実際の犯罪者などに襲われる恐れがある場合は怖いと思いますので、かえって、人ごみとか、誰かがいるときのほうに恐怖を感じることがあります。話はそれましたが、夏の暑いときに涼しくするものとして「かき氷」があります。
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私は、かき氷好きです。休みの日にウオーキングをしているとき、途中で無性にかき氷が食べたくなり、途中から、その店を探して歩き回る感じになります。しかし、場所によってかき氷の店が集中しているところと、まったくないところがあるので、店を探すのが大変です。私のこだわりは、やはり氷のキメの細かさです。じゃりじゃりしていたり、大きな氷の塊が入っているようですと興ざめです。これは、かき氷を作るときの機械と、掻く氷の形によります。古くは鋳物のフレームに大きな手回しハンドルが本体横に付いたものが主流でした。その後、氷をモーターで回転させるようになりました。このどちらも氷は、氷商に重さ一貫(約3.75キロ)の角氷と言われるブロックアイスを使います。よい角氷は、長い時間をかけて空気を抜きながら凍らせたものです。天然氷のように冬の間に暴露で凍らせておき需要があるまで氷室でストックしておいたものを使うこともありますが、最近は、そんな生産者は減ってきているようです。近年は、小型で高性能ながらアイスストッカー付きのキューブアイス用製氷機が出回ってきたことや各種電化製品の普及により、氷はブロックアイスからキューブアイスに移ってきています。このかき氷は、史実上の記録は平安時代に清少納言の『枕草子』「あてなるもの」の段に、金属製の器に氷を刃物で削った削り氷(けずりひ)に蔓草の一種である甘葛(あまかづら・あまづら、蔦の樹液または甘茶蔓の茎の汁と思われる)をかけたとして「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」と記述されています。こだわるの氷の質だけでなく、そこにかけられるシロップの質もあります。八王子の園の近くにある氷やさんのかき氷はとても私好みです。氷の質はもちろん、シロップがとてもおいしいのです。たとえばイチゴ氷の場合は、本物のイチゴを煮て、まだ少し形が残っているくらいのイチゴジャムをかけます。抹茶氷も、本物の抹茶をといたものを使います。色だけをつけたようなシロップはなんだか合成着色料を食べているような気になります。そして、次に、そのシロップのかけ方があります。例えば、大阪では氷の上にタレをからめる手法が普通ですが、東京ではタレを先に入れて氷を上からかけます。東北ではタレの上に氷、そしてさらにその上にタレでサンドするといわれますが、やはり店によるのでしょう。園の近くでは、別の容器に入れて持ってきて、自分でかけます。そろそろ氷の季節が終わるのは少しさびしい気がします。

かき氷” への5件のコメント

  1. 暦の上では「氷の季節」が終わろうとしていますが、東京は連日30度を超える猛暑となっており、まだまだ氷のお世話にならなければならないような気候が続いています。私の5歳の息子は今日のブログの「かき氷」が大好きです。東京に越して来て間もなくの頃、家族で通りを歩いていると甘味処がありショーケースになんとかき氷。息子にねだられてお店の中に入ると年のころは80代かと思しきおばあちゃんが一人お店の番。私たち以外に客もなく、テーブルもイスもどことなくレトロ。イチゴミルク氷を注文して頂きました。なんだか子ども頃に食べたかき氷で懐かしさを覚えました。シロップは多分「合成着色料」かもしれません。子どもの頃田舎にいて食した色付き菓子類の大半は合成着色料だったと思います。息子のかき氷好きによってホームかき氷おもちゃの購入に繋がっています。息子の帰りを待っています。

  2. 最近のカキ氷のシロップはいろんな種類があって驚きます。でも派手に着色されているものがほとんどです。見た目は多少悪くなっても、安心して食べられ、しかもおいしいほうがいいですね。今年行われた夏祭りでは、保護者の方から手づくりのカキ氷用ヤマモモシロップをいただきました。今まで「それしかないから」という勝手な理由で市販のシロップを使っていましたが、このままではいけないと反省させられました。子どもに安心して食べさせてあげられるものを考えないといけません。
    お化け屋敷の件はなぞが解けてちょっとすっきりしました。失礼しました。

  3. 夏といえば蚊もいます。
    日本脳炎の予防接種について、
    散々悩んだ挙句に
    今年は見送ることに。
    キャンプも行ったけど 虫除け効果か、
    刺されずに帰ってきました。
    かかりつけに相談すると、
    予防接種は打ったほうが、よい、が、
    あくまでも親の判断。
    それ以上の回答はどこにもありません。
    夏のたびに この悩みに襲われるのかと思うと
    憂鬱です。

  4. 藤森先生のお化けが怖くない理由を知りました。あまりそのように考えたことがなかったので新鮮な気持ちになりました。私も人に恨まれないような生き方を意識、実践すれば怖くなくなるかもしれません!昨日、かき氷を食べたのですが、ある実験を体験しました。目をつぶってかき氷を食べて、味を当てるという実験なのですが、目をつぶってしまうと何味のかき氷が分からなくなります。かき氷は目で味を感じているということなので、目をつむってしまうと何味が判断しずらくなるそうです。そして、それはきっと合成着色料を使ったかき氷シロップなんだろうなと思います。やはりシロップもそのようなものではないものを使いたいですね。そのあたりも含めて何を大切にしなければいけないのか、またしっかり考えて、実際の行動に表していかなければいけないなと思いました。

  5. 私が子どもの頃、通っていた保育園の夕涼み会では、昔ながらの手動で青い大きなかき氷機を使用していた記憶があります。氷が削れる様子と音と、非常に不思議でよく観察していましたが、大人が大変そうに大きな氷をセットし、上から剣山のような物を勢いよくザクッと下ろして固定し、手でひたすら回している姿が頭に残っています。今では、その作業をしなくても美味しいかき氷を食べる事ができることに嬉しく思う反面、勝手ですが多少の寂しさもあります。そして、シロップが少ないと物悲しかったですが、今の屋台を見ていると、“シロップはセルフサービス”というように、かけ放題というものが多い印象があります。かき氷の世界も変わってきているのですね。

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