夏は、普段では出来ないいろいろな体験が出来ます。私の子どもたちは、もう就職をしていて、自立していますので、夏だからといって特別にどこかにいくとか、何か特別なことをするとかはありません。しかし、いろいろなことを夏になると思い出します。今日、訪れた保育園の見学のあと、車で「榛名山」に連れて行ってもらいました。私は、両親の出身地は長野県の諏訪や岡谷ですので、夏になって訪れる場所はどうしても中央線沿線が多くなります。ですから、榛名山は初めてでした。榛名山は、ある、特徴のある山で、標高はどのくらいあるのだろうと思っていたのですが、訪れてはじめて知ったのですが、榛名山とは、ひとつの山の名前ではなく、榛名冨士、掃部(かもん)ヶ岳、烏帽子(えぼし)ヶ岳、天目山等から構成される山々の総称です。それら榛名山は標高1,449mで、赤城山、妙義山と共に、上毛三山の一つに数えられる、古来山岳信仰を受けてきた名山です。その美しい山並みに囲まれて標高1,100m付近にカルデラ湖である榛名湖があります。そして、中央火口丘の榛名富士(標高1390.3m)は、6世紀前半に約30年の間隔を空けて大きな噴火をしたと見られています。この榛名湖と榛名冨士の構図はとても美しく、思わず写真を撮りたくなります。

榛名山の山並みの形からいろいろな民話が生まれています。そして、山の民話は、富士山との関係が多いようです。山梨の八ヶ岳には、こんな民話があります。「富士山は女の神様で、たいそう威張ることが好きでした。いつも、自分が日本一高い山だと自慢をしていましたが、八ヶ岳の男の神様が、いや、自分が日本一高い山だと言い張って一歩も引きません。ですから、阿弥陀如来様が、神様同士が争いをするのは困ったものだということで、お互いの山頂に長いトイをかけて水を流し、高いほうを決めようとしました。結果、水は富士山の方に流れていき、富士山が低いことがはっきりしました。負けず嫌いの女の神様である富士山は怒って、いきなりありったけの力で八ヶ岳山をけとばしました。そのために、八ヶ岳は八つに裂けて、富士山より低くなりました。」というものです。また、山とか沼などは、日本の各地で伝承される伝説の巨人であるダイダラボッチに関する伝説が存在します。「富士山を作るため、甲州の土をとって土盛りした。そのため甲州は盆地になった。」とか、「上州の赤城山に腰掛けて踏ん張ったときに窪んで出来た足跡が水たまりになった。木部の赤沼がそれである。」とかありますが、この榛名山には、こんな民話があります。「上州の榛名富士を土盛りして作った。掘った後は榛名湖となった。榛名富士が富士山より低いのは、もう少し土を運ぼうとしたが夜が明け、途中でやめたためである。」とか「榛名山に腰掛けて、利根川で脛を洗った(ふんどしを洗ったという説もある)。」とか、「富士山、浅間山、榛名山を競争で作り、あと一息というところで富士山のダイダラボッチが勝った。」というものです。今日訪れた榛名山のふもとの「ユウスゲの道」には、ニッコウキスゲの仲間である「ユウスゲ」(ユリ科)が咲いていました。
この花は、ユリに似た淡黄色の筒状花が横向きに咲き、夕方開き翌朝しぼむことから「ユウスゲ」といいます。また、その道の両脇には、「ソバナ」とか、「ホタルブクロ」とか、「マツムシソウ」「オオバギボウシ」などが咲いていて、暑い東京を一時離れて、涼しい風の中、高原の空気を味わうことが出来ました。
榛名山ですか、いい山ですね。山好きの血が騒ぎます。
山は眺めるのもいいですが、わたしyamayaとしては、
この足で、変わっていく景色を楽しみながら、
一歩一歩登っていくのが最高の味わい方だと思っています。
藤森先生は、植物に造詣が深いようですが、
今日のブログに出ていたニッコウキスゲがいま、
山の上で、いっぱいお花をつけていると思います。
そんな高山植物に会いに、今日、北アルプスに出発します。
今年は、槍ヶ岳と奥穂高岳の中間にある南岳を目指します。
だいだらぼっちの名前を久しぶりに聞きました。昔このだいだらぼっちの話をわくわくしながら聞いた覚えがあります。こういう話は自然に対する畏敬の念が感じられていいですね。
それにしてもきれいな山です。ここ何年か山に行っていないので、時間を作って登りに行きたくなりました。
かつて榛名山麓の伊香保温泉に泊まったことがありました。その翌日車で榛名湖や榛名富士を見ました。すてきな土地です。赤城、妙義、榛名、の上毛三山は私も好きな山々です。私は登山はせず見て楽しむほうです。冬の晴れた日、東北新幹線で東京に向かう車窓から那須塩原の連山、男体山を初めとする日光連山、そして赤城、浅間、榛名、妙義、秩父連山そして富士山、が見えてきます。富士山が見える頃はもう大宮です。いつかまた機会があったら上毛の山々を拝しに行きたいものだと今日のブログを読みながら思いを馳せたところです。それにしても毎度のことながら藤森先生の草花に対する造詣の深さには脱帽です。見てすぐに花の名前が出てくる。わたしもそうなりたいと思いながら、朝出勤する途上で見る花の名前すら特定できずに美しいと思っただけで通り過ぎています。
榛名山は、いい山ですね榛名富士と呼ばれるだけあって富士山によく似ていますね私も登りたいです