びん

 先日の朝日新聞の夕刊に、懐かしい記事が掲載されていました。「びん牛乳、最高」ということで「なつかしの駅スタンド 盛況」とサブタイトルが書かれています。その記事の中で、かつて、駅スタンドで「びん牛乳」を売っていた駅は上野や新橋、新宿などにもありましたが、どこも飲み物の種類の多様化や、自動販売機の普及などの影響で店じまいをしたところが多い中で、生き残った店もいくつかありました。例えば、秋葉原駅の総武線ホームと御徒町駅構内で3店を出す「大沢牛乳」です。ここは、50年以上の歴史を持っていると書かれています。まさに、私が中学生のころ、よく利用したのが、秋葉原駅総武線ホームの売店だったのです。私は、中学生のころ、総武線「浅草橋駅」から乗って、次の「秋葉原駅」で山手線か、京浜東北線に乗り換え、次の駅「神田駅」で降りて通いました。ですから、秋葉原駅で乗り換えるときのそのスタンドの前を通るので、つい、びん牛乳を買って飲みました。ほとんどは、コーヒー牛乳でしたが、たまにフルーツ牛乳で、それが朝食代わりだった日もありました。このようなびん牛乳を販売する店が、池袋駅に開店して、脚光を浴びているそうです。もちろん、今は品数も豊富で、チーズやヨーグルト、ソフトクリームなど48品もあるそうです。その店は、以前の弁当店の2倍以上の売り上げがあるそうで、そのうちの2割がびん牛乳だそうです。「懐かしさが人気の理由でしょうか」と言っています。そのほかの理由として、「口ざわりと手ごたえが、おいしく感じる」「ごみを出したくない」などがあるようですが、あわせて、カルシウム入りや鉄分入りの「機能強化」商品の開発も、この人気を支えているようです。また、びん製品の宅配契約件数が一時期、約119万件に落ち込んだのが、今は270万件強に復活しているようです。「高齢化もあって健康志向が高まっており、機能を加えた製品がニーズにこたえた形だろう。買い物に行かなくても自宅に毎日届く利便性もある」と、牛乳メーカーでは分析しています。自治体の中には、環境と資源の問題から、給食で紙パックの牛乳からびん牛乳へ運動して切り替えているところもあるようです。ですから、必ずしも懐かしさからだけでなく、リサイクルの面からも取り組まれています。先日の「マイ○○」ではありませんが、いろいろな意味で、かつての日本の文化が見直されてきているようです。たんに昔に戻ればよいというわけではありませんが、ずいぶんと合理的なところがありましたね。今も、びんのリサイクルのやり方には二通りあります。ひとつは、「リターナブルびん」といって、回収したあと、洗浄、消毒後、 中身を詰めて繰り返し使われるものです。この牛乳瓶はその代表ですが、ほかにも、ビールびん、一升びんなどがあります。何度も使うことができる点でリサイクル優等生といえます。ビールびんは販売の際、びんに預かり保 証金(デポジット)をつけて、回収率を高めています。 もうひとつは、「ワンウェイびん」といって、一度だけ使用されるびんです。中身を詰めたあと、市場に出回りますが、使い終わって回収されたびんは細かく砕かれ、新しいびんを作る原料(カレット)として使われます。ですから、リサイクルするために、びんを色別に回収することが必要です。色別に回収するのは、新しくびんを作るときに、同じ色のびんを原料として便うためです。破損したリターナブルびんはワンウェイびんと同様に 新しい、びんを作るときの原料としています。団塊の世代が高齢化してくると、懐かしさも手伝って、かつてのリサイクルの考え方が復活してきそうです。

びん” への2件のコメント

  1. 今日のブログの「びん」牛乳、懐かしいですね。とは言っても、今年の3月までは給食に添えられる飲み物が「びん牛乳」でした。保育園で使う「びん牛乳」は90CCで、牛乳があまり好きではない私にとっては丁度よい量でした。私が生まれ育った家の前の家がいわゆる「牛乳屋さん」で乳牛を数頭飼っていて近所にその牛乳を「びん」入りで配達していました。私はその牛乳とグリコのアーモンド入りキャンディを一緒に食べるのがとても楽しみでした。また保育園から小学校の低学年にかけては毎日前の家に行って、牛をみたり藁をその牛に与えたりしていようです。将来、牛乳屋さんの跡継ぎと目されていました。閑話休題。びん牛乳はやはり「コーヒー牛乳」ですね。大学院の学生だった時下宿をしていて風呂は銭湯だったので湯上りに1本飲んでいました。「リターナブルびん」・・・ビンについては今後とも注意して分別しリユースされるように気をつけたいものです。

  2. びんの牛乳は子どもの頃よく飲んでいました。やわらかい感じがしておいしく飲んでいた記憶があります。よく考えると、びんの牛乳以外にも資源を無駄にしないリサイクルの考え方が取り入れられたものが生活のいろんな場にあったように思います。物を大事にするという当たり前の考えが、当たり前のように根付いていたと思います。一時の便利さを求めて次の世代に残すべきものを壊してしまわないように、もっと環境に目を向け、生活の中で1つずつ行動にうつしていかないといけないですね。

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