夏休みというと、思い出すのが、臨海学校と林間学校です。臨海学校は、最近は余り行かなくなりましたが、小学校高学年の夏ごろなどに行われる学校行事の一種です。夏の季語にもなっています。大体2泊3日の日程で、海水浴や、海の仕事の体験などをするため、希望者が行きました。1925年(大正14年)7月に成城中学校(現成城中・高等学校)により神奈川県逗子市初声村に開設されたのが日本では、はじめです。行き先は、私は台東区の小学校に通っていたので、臨海学校は千葉県の岩井、林間学校は箱根でした。中学校の臨海学校は千葉県保田、高校は、千葉県勝浦です。私は、その中で林間学校の箱根しか行っていませんが、昔の先生は引率が大変だったでしょうね。ただ、子どもたちは、先生の言うことは絶対でしたし、まあ、悪いことをするとしてもさもなかったので、何泊しても今ほど問題は起こさなかったでしょうが。
臨海学校といって思い出すのが、私は「われは海の子」という文部省唱歌です。簡単なような歌ですが、歌詞は難解で、余り意味がわからずに歌っていた歌という印象がありますが、きちんと理解をすると、いかにも海に囲まれた国という感じがします。作詞者は永いこと「不詳」でしたが、1989年に北欧文学者の宮原晃一郎ということが判明したそうです。この歌は、明治43年「尋常小学校読本唱歌」六年生用として発表された古い曲ですが、私が習ったのは2番までですが、実は7番まであるのです。後半は、いかにも軍国国家的であるので、教えないのでしょう。しかし、最初の歌詞もその意味に持っていくためのものであり、当時の子どもたちへの意識をあおっていたことがよくわかり、面白いですね。特に、7番については、「海軍に対して子供心に憧憬を持たせるから好ましくない」という意見と、「海に囲まれた日本ならではの、大海からの国冨の獲得と、国の保安に励もうという、海国日本の立場からの意気昂揚が必要である」という意見があります。私は、歌詞がわからずに歌っていた世代としては、歌というものは、きちんと歌詞を理解し、その日本語という文の美しさや、日本の情景の美しさや、心のひだを感じて欲しいと思います。知らずに思想を植えつけるようであっては、歌に失礼な気がします。先日亡くなった「阿久悠」氏も、とても言葉を大切にした作詞家でした。彼は、『感動する話は長い、短いではない。3分の歌も2時間の映画も感動の密度は同じである』との言葉を残しています。特に、彼の作詞した歌の出だしの歌詞は、それだけで印象に残るものが多いような気がします。「上野発の夜行列車 降りたときから」「あなたは すっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた」「壁際に寝返り打って、背中で聞いている」「あなた変わりは ないですか」まだ著作権があるので掲載できませんが、まだまだたくさんあります。アニメにもずいぶんと作品を残しています。ところで、この「阿久悠」という名前を打ち込もうとすると、「悪友」としか変換しません。あらためて、その音が同じことに気がつきますが、実は、もともと彼のペンネームの由来は「悪友」から来ているのです。話はそれましたが、私はずいぶん前のことになりますが、「冬の星座」の歌詞について何日か分けてブログで取り上げましたし、「たきび」の歌を、1年生に教えるときに歌詞をまず十分に味合わせてから歌わせたことを書きました。「われは海の子」の歌詞を明日のブログで味わってみようと思います。
通っていた小学校はもともとも臨海であり、その小学校の背後には林間が存在しました。それゆえ「臨海学校」や「林間学校」という行事を東京に来てから知ることになります。この時期、東京で生まれ育った人の幾人から「ふるさとがあっていいね」と羨ましがられますが逆に私からすれば「「臨海学校」や「林間学校」に行く経験ができてよかったね」ということになります。もっとも常態が「臨海学校」や「林間学校」であったにもかかわらず小学校の教師たちは夏休みになると学校での宿泊体験、海辺での花火大会などなどを「臨海学校」として計画し私も参加していました。夕食は定番のカレーです。レトルトではありません。楽しい、とは思えませんでした。後に仕事で「キャンプ」を催すことがあり、もろもろの事情から以後キャンプが嫌になりました。ところで今日のブログで紹介された「阿久悠」さんの作詞した「歌詞」はどれもこれも歌えたので我ながら驚きました。明日からの「われは海の子」の歌詞の解説を楽しみにしております。
私も臨海学校や林間学校の経験がありません。やはりこれは山や海が近くにない地域の特別な学校行事でしょうか。そう思うと、山や海が当たり前のように近くに存在しているということは、それだけで特別な恵まれた環境ということなんでしょうね。
「われは海の子」の歌詞の解説を私も楽しみにしておきます。歌詞の意味をきちんと理解せずに歌っていることがほとんどで、こういう機会でないと深く考えることがありません。いろんな分野のことを幅広く考えさせてもらえるいいブログだなあと改めて感じます。
・「われは海の子」は、6年生で習う曲です!!
いつもは、3だいめで、終わるので、7だいめまで、
あるなんて、びっくりしました!!
だから、4だいめ~7だいめまで、覚えたいです!!
がんばりますっ!!
私たちの学校で宿題がでました!!
意味を知りた~いです。