今、成田空港にいます。これからドイツのミュンヘンに行きます。この毎年ドイツに視察研修に出かけています。海外研修というと、観光がほとんどであったり、自分で見て帰るしかない企画が多いので、私が企画したツアーを組んでいます。子どもの施設を見学するのですが、私の園への見学者を見てわかるのですが、当然目に映るのは環境です。しかも、まず目に飛び込んでくるのは、空間的な環境であったり、物質的環境であったりします。しかし、しばらく見ていると、人的環境(子ども同士であったり、子どもと保育者)のもとで、様々な「こと」が行われています。それは、空間や教具・遊具などの環境がその「こと」を増幅していきます。それが、教育であり、保育であると考えると、その営みを見ないと見学したことになりません。ですから、その場所にある時間滞在しないとわからないことが多いのです。「ザーッと見て、さあ次へ!」では、観光と変わりません。そこで、午前中に一箇所、午後一箇所じっくり見ます。次に見たものの自分の中へのインストールです。目に映るものを目に焼き付けるだけでなく、見たものに対してみんなで検証する必要があります。いわゆる「協同的学び」により定着するのです。そのためによるホテルで学習会が開かれます。それぞれが撮った写真を、プロジェクターに映しながらみんなで見て、話し合います。今回もそんなスタイルで、見学先を8箇所予定をしています。そして、1日は美術館見学です。私は、夜にバイエルン州の教育委員会の幼児教育局長さんに夕食の招待を受けますので、いろいろと政策やドイツでの幼児教育に対する取り組みをお聞きします。(この夜だけは、メンバーはフリーになります)私にとっては、毎年同じところに行くことになるのですが、逆に見えてくるものがあります。それは、ドイツをまねようとするのではなく、ドイツの取り組みを見て、日本での取り組みを考えようとするためです。また、ドイツを通して、今世界がどのように幼児教育を考えようとしているのか、学校教育との連続した連携のあり方、少子社会の中での地域、親子の関係、多国籍の子の受け入れ、ずいぶんと参考になることが多くあります。日本でも問題になっているピサの学力調査での学力低下がドイツでも問題になっています。
そんなわけで、来週1週間は、ドイツからのレポートをお届けします。ただ、問題は、毎度のことながらネット環境です。毎年少しずつよくなっていますが、まだまだ日本のようにはいきません。うまくつながるといいのですが。このブログもずいぶんと多くの人に読んでもらっています。しかも、そのほとんどの人が、毎日読んでいる人が多いようですし、読むことによって様々なことを共有していこうとする人が多いような気がします。ですから、アップされるのが遅かったり、一度このブログのプロバイダーが外国からの連続攻撃にあって、その対応によってアップが次の日になってしまったことがありましたが、何人かの人から、体の具合が悪くなったのではないかというメールを戴きました。ありがたいことです。もし、明日から1週間アップされなくても、それは体の具合が悪くなったわけではありませんし、緊急の事態が起きたわけではありませんので、ご安心ください。帰ってからまとめてアップします。(書くのは、毎日書いておきます)そのときには、まとめて読むのが大変でしょうから、写真を多くします。では、次はドイツから。
成田空港はよく晴れて絶好のフライト日和のようです。ルフトハンザドイツ航空の機体がはるかかなたヨーロッパドイツの地に心を誘います。いろいろな海外研修があるようですが、藤森先生企画の研修ツアーほど「学び」の機会が充実している研修も他にはないような気がします。夕食後もスライドを使って見学の復習?です。見えてくるものはただただ通り一辺倒に観て歩く研修とは比較にならない質と量を誇ることでしょう。今回の研修でもそうした機会が参加者各位に提供されることが拝察され、そして始まる前から研修のレベルの高さが伺えます。ネット環境が整い、ドイツの地からうまくブログが配信されることを願っています。そして読んでいる証拠として拙いコメントを毎回投稿させて頂きます。どうか1週間恙無くドイツ研修が進みますように。
成田空港でコメントしようと思ったのですが時間がなかったのでできませんでした。でも目の前でブログがアップされるのを見るという不思議な体験ができました。
自分なりに研修に参加するにあたってのテーマを用意しました。さらに協同的学びを通してより多くの気づきを得たいと思っています。よろしくお願いします。