そろそろ新1年は、小学校に入学する準備が始まっているでしょう。机を買い、ぴかぴかのランドセルも買い揃え、わくわくしていることでしょう。反面、新しく始まる勉強についても不安があるでしょう。特に保護者の皆さんは、心配でしょうね。今、ニュースで、さまざまな学校での事件や、問題が報道されているからです。また、勉強についていけるか、まだ文字が書けない、数がわからないという心配もあるでしょう。よく、学校の先生は、自分の名前が書ければいいですよと言いますが、実際は、ほとんどの子が、文字を書くことができます。しかし、実際は、書けるかどうかよりも、1年生になって文字を習ったときに、習った文字が書けるかです。それは、文字を書くには、まず、手首の動きが自在にできるようになっていないといけないからです。そして、適度な筆圧が必要です。ですから、十分に落書きをしたり、迷路遊びをしたり、なぞり書きをしたりすることが、文字を習ったときに、見本のとおりに書けるようになるのです。
子どもにはそう言っておいて、大人になると、文字を書くことが減りました。ワープロが出来、パソコンがあるので、手書きが少なくなりました。ですから年賀状だけは、一時は、パソコンで宛名を印刷していたのですが、今は、できるだけせめて宛名だけでも手書きで書くことにしています。手書きで書くと、字の形、大きさなど、宛名の住所の長さや、相手によって少し雰囲気を変えることができます。それが、パソコンで書くとなると、「フォント」という字の形を決め、「フォントサイズ」という字の大きさを決めます。本来フォントとは、同一書体で同一の大きさの大文字・小文字・数字など、欧文活字の一揃いのことを指すのですが、コンピュータの普及に伴い、コンピュータ上で表示したり印刷したりする際の文字の形、という解釈が生まれたのです。また、文字の形をデータとして表したものをフォントと呼ぶ場合もあります。主に使うフォントには、ゴシック体、明朝体など多くの種類があり、文章の種類に応じて使い分けることで、文書の表現力を向上させることができます。その中で、MSが着くゴシック、明朝体がありますが、これはマイクロソフト社が作ったということです。そして、すべての文字を同じ幅で表現するフォントを等幅フォント、文字ごとに最適な幅が設定されたフォントをプロポーショナルフォントと呼ぶびます。ですから、Windows日本語フォントで、「MS ゴシック」というと、Microsoft 等幅ゴシックのことを言い、「MS Pゴシック」というと、Microsoft プロポーショナルゴシックのことを言うのです。しかし、子どもたちが実際に教科書でお目にかかる書体は、パソコンには入っていません。文部省の学習指導要領(その中でも漢字の学年別配当表)で提示されている字体は、「教科書体」といいます。低学年では手書き文字から離れた明朝体では同じ字形と認識することは難しいということで、「手書き文字に近い書体を教科書にしよう」と教科書体が生まれました。しかし、教科書に使われている文字は教科書体だけではなく、ゴシック体、丸ゴシック体もありますが、これらも字形は教科書体に近いものになっていて、中にはそのために「教科書用のかな」をもつ写植の書体まであります。ずいぶんと、手書き文字への影響ということから、使われる書体に関してはかなりの配慮がなされていますね。もう少し、パソコン上でも、そんな配慮をしてほしいと思います。
今夕、私が住む町の保育施設協議会の新年会がありました。その会が終わって帰る間際に藤森先生の「臥竜塾」ブログを読んでしかも私のコメントにまで目を通されている、ということを仰られた先生がおりました。藤森先生のブログは読まれて当然ですが、わたしのコメントまでも・・・。穴があったら入りたい気分でした。お酒のおかげで赤面せずにすみました、というより既に赤面していました。おっと、今日のブログは「フォント」の話です。ホントいろいろなことが話題になるブログです。私は自称手書き障がいです。とにかく、手書きの字が汚いのです。お習字の先生をやっている家内からはいつ生徒になるのか、と催促されます。ワープロやパソコンによってこうした誰にでも読める文を打っていくことができます。これが手書きだと・・・・まぁ、基本的には読む気が失せることでしょう。4歳になる息子のほうがおそらく僕より手書きの字は上手になるような気がします。なにせ、今から家内の生徒ですから。今日のブログにあった「十分に落書きをしたり、迷路遊びをしたり、なぞり書きをしたりすること」の重要なこと、よくわかりました。このことといい、フォントのことといい、今日もフォントに勉強になりま
藤森先生、今年も心のこもった手書きの年賀状、ありがとうございました。
伸びやかな筆致で宛名を書いていただいていますね。それに、いつも心に沁みるコメントが添えられていて、
毎年楽しみにしています。私ごときは藤森先生の御構想の一分も担うことは出来ませんが、年賀状のお言葉を読んでいつも決意を新たにしています。今年は昨年までのような大きなセミナーは予定していませんが、藤森先生と安家先生のセミナーのDVDの巡回上映会(無料)をお得意様の園ではじめました。一人でも多くの方に藤森先生の「見守る保育」の素晴らしさをお伝えしていきたいと思っています。
「1年生になって文字を習ったときに、習った文字が書けるかどうか」。こんな当たり前のことが分かっていませんでした。落書きをしたり、迷路遊びをしたり、なぞり書きをしたりすることの意味をもっと大切にします。
最近は以前手に入れた万年筆が気に入って、それで字を書く機会が増えました。ボールペンとは違った雰囲気の字が書けますし、何よりインクが乾くのに少しだけ時間がかかる不便さがいいなあと思っています。乾く前にこすってしまう事もありますが、いかにも手書きといった感じで気に入っています。