ブログ

 私のこの「ブログ」もよく続いているとわれながら感心しますが、月刊誌「日経トレンディ」で1987年の創刊以来、毎年発表してきた「ヒット商品ベスト30」のなかで、昨年3位になったのが「ブログ」でした。インターネットが普及し始めてほぼ10年になります。昨年は、ブログが一大ブームを巻き起こし、「ブログ元年」と呼べる年になりました。従来の個人サイトとは違い、誰でも開設できる簡単さが起爆剤となり、ブログの開設者が急増したのです。そこから生まれる“個人発”の情報は、さまざまな影響力を持ち始めたのです。私は、全保協で出版されている雑誌に「ホームページコメント」を2004年5月から2005年4月号まで1年間連載していましたが、その2月号に「どんどん進歩するホームページ!」と題してブログについてこんな記事を書いています。(一部)「ブログということが行われるようになりました。これは、ウェブログ(web log)の略で、個人運営で日々更新される日記的なウェブサイトの総称です。一般的には、単なる日記サイト(著者の行動記録)ではなく、ネットで見つけた面白いニュース記事やウェブサイトへのリンクを張り、そこに自分の評論を書き加えた記事が時系列に配置されているものを言いますが、厳密な定義はありません。これが掲載されるようになると、ホームページが、単にしおりのようなものから、内容的には思想信条などの意見のほか、趣味的な見解、身辺雑記、読者からの反応などがあり、個々の記事にはそのオリジナル性が強くなります。そこで、複数者間の意見交換を目的とする掲示板と異なり、情報発信者(通常は個人)が意見表明することが主たる目的となります。」さらに昨年は、タレントの眞鍋かをりなどの「有名人ブログ」が話題を呼び、ブログブームに拍車をかけました。同時に、ブログは多額の個人消費も生み出しています。総務省によると、EC、出版などブログ経由の個人消費市場は、05年度は約335億7000万円に達するそうです。反面、最近、常軌を逸するHP作成をした教員が問題になっていますが、HPやブログにはやはり個人の良識が必要になります。やはり連載記事の中の12月号で、そこに触れています。「町の中の掲示板に連絡事項を貼るように、ホームページは、見る人は不特定多数の人になります。誰が、どこで見るか特定できません。それこそ、地域の掲示板よりも、もっと多くの人(世界中の人)が見る可能性があります。そこで、そこに書き込むときには、注意が必要になり、あるルールが必要になります。それを、「ネチケット」と呼んでいます。ネチケットとは、ネットワークエチケットの略で、インターネットに書き込むときのエチケットです。それは、1対1の通信の場合よりも、はるかに多くの人を傷つける可能性があるからです。たとえば、次のようなことが言われています。1.多くの読者があなたの投稿を読むということを考えましょう。あなたが書く内容に注意しましょう。2.ある人の発言は、その人の個人的な意見であり、(特に明示していない限り)その所属組織の見解ではないものと考えましょう。 3.フレーム戦争(感情的論争)に巻き込まれてはいけません。火のつきやすい記事は、投稿してもいけませんし、返答してもいけません。」この記事を書いたのは、もう一昨年になりますが、普及が進むにつれ、かえって乱れた使い方をする人があらわれるかと思えば、まだ、HPとか、サイトとかも知らない校長がいたりずいぶんと格差がありますね。

ブログ” への3件のコメント

  1. 自分で「ブログ」を立ち上げればいいのに、どーも無精で藤森先生の「ブログ」の「コメント」欄を自分のブログとして活用しています。「ひとのふんどしで相撲をとる」とはまさにこうした行為を言うのでしょう。「ブログ」の内容如何によっては「炎上」という結果を出来する、ということは当ブログで紹介されました。「ネチケット」がものを言います。それにしても「HPとか、サイトとかも知らない」校長先生がいるのですね。ビックリ仰天です。

  2. ●他人ながらも感心しています。感服、敬服です。

  3. ブログのおかげでいろんな考えに簡単に触れることができるようになりました。このブログからは毎日いろんなことを考えるきっかけをもらっています。そういった意味ではとても便利になったと感じますが、藤森先生の言われるようにネチケットを守らなかった場合の怖さも感じています。見る側のモラルも試されているように思うので上手に利用したいと思います。どんなにモノが便利になっても、結局は使う人次第でいいものにも悪いものにもなりますね。

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