21日の日記

 昨日、夜ホテルで見ていたニュースでこんなことを放送していました。「アメリカの一部の州で鬼ごっこが禁止になった」というものです。これは、以前 USATODAY の記事でも取り上げられていましたが、なぜ禁止するかと言えば、鬼ごっこは、簡単に、平手での打ち合いや、殴り合いに進展するからというらしいです。けんかになるから禁止する、という考え方は、今のアメリカの銃社会と、裁判にすぐ訴える国らしいと思いますが、日本でもなんとなく、そうなってきそうな気がします。その番組でも言っていましたが、「アメリカの一部学校区でドッジボール禁止」と報じる新聞記事が2001年6月の朝日新聞に出ていました。禁止の理由は、「人間を標的にするのが好ましくない」「攻撃的な子どもが増える」などの指摘が父母や教育学者から相次いだからのようです。また、コネティカット州の大学のニール・ウィリアムス教授は、「運動神経の鈍い子どもがまっ先に狙われ、いじめや仕返しを誘発しやすい」といっています。皆さんは、どう思いますか?子どもを取り巻く大人の思いやり?が、もっと子どもを変にしてしまいそうです。これは、いろいろなところに見られます。こんなことを考えながら床についたホテルは、起きてみると、あの有名な「はりまや橋」の近くでした。また、今日も夜は遅くなるかもしれないので、朝、近くを散歩して来ました。よさこい節に歌われ、高知といえばはりまや橋と言われるほど有名な橋です。昔は高知城の堀川にかかった本当の橋だったようです。以前に来たときは、はりまや橋といっても、なんとなく道の脇に欄干らしきものがあるだけで、「日本3大がっかり」の一つと言われたりしていました。
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 今は、きちんと橋が架かっています。それでも、最近は、ほとんど見学者はないそうです。朝食後、今日の講演は、高知市保育士会主催で、14時から16時までですので、午前中はのんびりです。3人の園長と、「龍馬の生まれたまち記念館」と、「高知県立美術館」で所蔵のシャガールの作品を見ました。これは、地方講演のありがたいところです。
 ところで、昨日の保護者向け講演会では、保護者たちはどう考えたでしょうか。まだ、はっきりと反響は聞いていませんが、先日、富山県私立幼稚園保護者会研修会で話したことの下記のような感想を、メールで戴きました。ありがたいですね。
「とても興味深いお話をありがとうございました。メモ用紙10枚も書いてしまいました。「おやつを分ける」については、我が家ではプリン1個でも家族4人で分けていました。よそのご家族と昼食をする事が多いのですが、「いつもデザートは子供に取られる。ちょうだいといってもくれない」と嘆くお母さん方が多いのに気づきます。うちはなにかおいしいものをみつけると上の娘(4歳)は「半分おとうさんにとっておこうね」などと可愛いことを申します。先生のおっしゃる通り、「分ける」はいろいろなスキルにつながる大切な生活習慣だとおもいます。ちゃっかり上の子は0.5秒で一番大きそうな唐揚げをそ知らぬ顔でササッと持っていき、大小の区別がよくわかってます(^^ゞ「自己主張のできる人間にする」祖父の口癖が「自分というものをしっかりもたんといかん。で、何食べに行きたい?」でした。世界に通用する人間に、ひいては世界を牽引する人間に、と、考えた時、日本人の「相手の気持ちを察して動く能力」に、欧米の「自分の意思をはっきり言える勇気」が加われば、力強いリーダーになりえるのではないだろうか、と思いました。異年齢交流(縦割り保育)が日常的になればなるほど、「おもいやり」や「協力すること」や「待つこと」や「反論する力」「仲裁する力」などなど いろいろなスキルが身につくとおもいます。是非その現場を見学してみたいものです。とってもエキサイティングな光景なんだろうと想像しています。」