19日の日記

 今日は、朝、別府で目覚めました。講演会場と宿泊会場が同じなので、朝はゆっくりです。朝のテレビでは、昨日の教育再生会議について取り上げられていました。今回の委員は、現場からは有名な人が入っています。朝のテレビには、その委員の中で、百ます計算で有名な陰山先生が生出演していました。蔭山先生の最近の主張は、「早寝、早起き、朝ごはん」です。私は、百ます計算のような基礎的学習や、家庭での生活の見直しについては、異議はありませんが、全体的には、少し違和感を感じます。それは、もともと「教育再生」というところから感じていました。再生しなければならないほど、昔がよかったのだろうかと思ってしまうからです。しかも、いつごろの教育を再生しようとしているのかと考えてしまいます。最近の話題の中心の「いじめ」について、司会の「みのさん」に質問しました。「昔はいじめがありましたか?」と。みのさんは、「ありました。」と答えたところ、蔭山先生は、「ですから、いじめがいけないのではなく、最近の子どもは、それに耐えられなくなったことが問題です。」ということも、確かにそう思います。では、耐える子にするために、我慢を教えるとか、やり返すことを教えるとか、昔に戻すことではないと思います。新しい生き方、自尊感情をどう育てるのか、個を大切にする教育はどうすればよいかというような、今の時代に沿った新しい教育を新生していかなければならない時代になっています。そういう意味で、世界では、オールタナティブ教育(過去のものに取って代わる)が構築されています。などを考えていて、講演時間に遅れそうになりました。今日の講演は、とてもありがたい計画です。というのも、私に与えられている時間は、午前9時半から12時までの2時間半と、午後1時から3時までの2時間あり、合わせて5時間半、たっぷりです。これでいろいろなことが話せると思っていたのですが、終わりのほうは言い足りないことが多く、急ぐ形になってしまいました。もう少し、時間が欲しかった気がしますが、聞いている方たちは、疲れたでしょうね。終わってから、会場の皆さんからいろいろと挨拶されました。ずいぶんと、いろいろな場所に知り合いが増えたなあという感じです。しかし、私は、どうも人の名前を覚えたり、顔を覚えるのがニガテというか、あまりに多すぎるというか、ほとんど親しげに挨拶されますが、申し訳ないのですが誰だっただろうかと考えてしまうことが多くあります。皆さん、ごめんなさい。そして、急いで、迎えの車で次の会場に移動です。サル山で有名な高崎山をぐるりと回り、まず、今日の宿泊所である「湯平温泉」に向かいます。着くと5時近くなっていました。急いで、役員さんと夕食を戴き、講演会場である由布市廻挟間町に向かいます。最近の町村合併で、湯布院で有名な由布市になった町です。そこで、講演が「由布市保育士研修会」19時から21時です。ちょっとバタバタして、終わったのが21時半。そして、また30分くらいかけて宿泊先に戻りました。
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ここ湯平温泉は、戦前までは、とてもにぎわったそうですが、今は、とても落ち着いた温泉町です。漂白の俳人の「山頭火」がこよなく愛した温泉地として有名です。花合野川のせせらぎを聞きながら、石畳の道を歩き、深い緑に囲まれた山あいの湯治場でゆっくりというのは夢のまた夢で、あわただしい時間を過ごします。宿に着くともう10時過ぎで、温泉は11時で終わるというので、急いで、3箇所に分かれている露天風呂のはしごです。そして、PHSの入らない部屋で、急いでブログ書きで1日が終わりました。