最近、学校での授業にずいぶんとコンピュータが活用されるようになりました。しかし、これは、あくまでも機械であるので、ヒューマンパワーとしての教育界では、まだまだ抵抗があります。しかし、どうも反対を唱える人は、コンピュータを駆使していない人に多いようです。なんだか、自分が使うことに抵抗あったり、改めてその勉強をするのを避ける人に多い気がします。私は、幼児を対象にいろいろと考えることが多いので、特にその活用には慎重になります。しかし、最近、特に先進国と呼ばれている国々では、幼児に対してもそのつかい方をきちんと考えている気がします。アメリカで、乳幼児施設を評価する基準があります。法律文化社から「保育環境評価スケール①<幼児版>」の翻訳版が出版されていますが、その中で、こんな基準があります。幼児施設の評価を7段階で評価します。(番号が大きいほうが望ましい環境)
1段階:使われている教材が発達段階にふさわしくない (例.特に暴力的・性的な内容、闘争的な登場人物や物語、むずかしすぎるコンピュータ・ゲーム)。
2段階:テレビ/コンピュータが使われているときに他の活動ができない。 (例. 全員が一斉にビデオを見る)。
3段階:どの教材も暴力的なものではなく、文化的に配慮されたものである。テレビ/コンピュータが使われているときに他の活動ができる。テレビノビデオを使う時間が限られている(例・テレビノビデオは全日保育であれば1日1時間以下に限られている。コンピュータは最長20分で交代する)。
5段階:教材は「子どもにふさわしいもの」に限られている。(例.セサミ・ストリート、教育的なビデオとコンピュータ・ゲーム、あまりに漫画的でないもの)。コンピュータは多くの自由選択活動のひとつである。ほとんどの教材は子どもが主体的に取り組めるものである(例.ビデオを見て踊ったり/歌ったり/運動ができる、コンピュータのソフトで考えたり意思決定ができる)。保育者はテレビ、ビデオ、コンピュータを積極的に利用する。(例.ビデオを見て子どもと話し合いをする、教育的なテレビ番組で見たことを実際にやってみる、子どもがコンピュータ・プログラムを使って学ぶのを手助けする)。
7段階:創造性を刺激するようなコンピュータ・ソフトがある(例.創造的な絵画・描画、コンピュータ・ゲームで問題解決ができる)。教材が保育室での活動のテーマや内容を発展させるのに役立っている。(例.自然をテーマにした活動に昆虫のビデオやDVDからの知識が役立つ、農場についてのビデオで遠足の準備をする)。
この評価基準には、すこし抵抗があるものもありますが、積極的に活用している姿勢が分かります。
2006年6月28日の毎日新聞に、「1人1人の子供にふさわしい学習を」ということで、イギリスでの取り組みが紹介されていました。イギリス教育技能省のケビン技術局戦略遂行本部長は「学力を向上させるためには、教育を学習者中心に考え、生徒1人1人に適した学習を提供する必要がある。それはITで実現できる」と語っています。イギリスでは、ITを活用しているかどうかが学校選択の理由のひとつになっているようです。
現在テレビは保育でほとんど使用していません。コンピュータを子どもに使わせることには少し抵抗がありますが、「自然をテーマにした活動に昆虫のビデオやDVDからの知識が役立つ、農場についてのビデオで遠足の準備をする」という部分はおもしろいなと思いました。
今後保育園でも、ITの活用もとめられるようなときがくるのでしょうか。
観察や実体験を通してのDVDビデオの活用が本来なのでしょうね。しかし、バーチャルな体験の為に使っていたと思います。NHKの放送教育等がそのような趣旨なのでしょうが、理解していませんでした。このブログで勉強させていただきました。
「IT」について、最近は「ICT[information (and) communication(s) technology(-ies)]:情報通信技術。」の方が云われるようになってきました。つまり、communication(s) が重要視されています。
最近上場したIT関連企業のミクシィは信頼性のあるコミュニケーションを基礎に会員制(一見さんお断り)情報交換が売りの会社ですが、株価に値段がつかないそうです。
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インターネットで会員向けの情報交換を行うソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の最大手「ミクシィ」(東京都渋谷区、笠原健治社長)が14日、東証マザーズに上場し、取引が始まった。ミクシィ株は買い注文が殺到し、公募売り出し価格(155万円)を大幅に上回る227万円まで買い気配値を上げたものの、売り注文が少なく、午前の取引では売買が成立しなかった。(毎日新聞)
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