最近の保育園事情

 先日、NKH教育テレビにチャンネルをあわせたら、ちょうどこんな質問をしていました。「ウチの子は、すぐかみつきをするのですが、どうしたらよいでしょうか。」答えは、「どうしても、発達段階で、かみつきがあります。それを、ただ、だめ!としかるよりも、噛み付いてもよいものを与えて、それを噛み付かせ、手などに噛み付いたときは、きちんとしかることが大切です。」という場面が流れました。また、TBS系のテレビの「知っとこ!」という番組で、ある保育園風景をやっていたそうです。(私は見ていないので、聞いた話ですので、その保育園をネットで調べてみました)その保育園の案内には、こう書いてありました。(ちょっと、語尾を言い換えています。)「共働きの家庭だけでなく、お友達を作ってもらいたい、社会経験を積ませたい、と預ける人も増えてきています。お友達と触れ合う機会があるほうが、成長します。また、保育園でどう過ごしていたか、成長ぶりはどうなのか、園のスタッフはつぶさに連絡帳に記録をします。」とあります。そして、HPに書かれている特徴は、「この保育園では子どもだけはなく、大人も大歓迎。様々な年齢のお友達を作ることができます。」「園児数分の“安心な場所”をご用意しております。」「“連絡帳”で園での変化や成長をお知らせし、ご家庭との橋渡しを致します。」「携帯TV電話“うちの子モニター”で園での様子をご覧いただけます(別途料金)。」「お食事は、おうちで食べ慣れたものをお持ちください。手作り食のお持ち込みもしていただけます。」「予防注射済票、混合ワクチン証明書をお持ち下さい。当保育園は徹底した安全・衛生管理をモットーとしております。」開園時間は、AM 9:00~PM 7:00(登園・お迎え時間自由)延長保育は、AM 8:00から受付(~PM10:00まで)入園前に、アドバイザーと「三者面談」をいたします。育った環境や現在の状況をお伺いし、保育園での「教育方針」をお話し合いいたします。」入園前に「一日体験入学」をしていただけます(有料)。一時預かりも、1050円/時間(1時間経過後、15分毎に250円追加)で預かります。そして、そのあとにQ&Aが書かれています。「うちの子、よその子が苦手なんだけど…通えるかしら?」「最初からたくさんの子に慣らすのではなく、恥ずかしがり屋にも優しく接し、アドバイザーがしっかりとケアいたしますので心配ありません。」「うちの子はもう5歳…。今からでもしつけってできるのかしら?」「小さいうちよりも時間はかかるかもしれませんが、今まで育ってきた環境や性格を十分に考慮し、好きなこと・得意なことを上手に取り入れ、楽しみながらトレーニングできる工夫をいたしますのでご安心ください。」
 ここまで読んでみて、保育園関係者は、こんな園が何で、テレビで取り上げられるのか不思議に思うでしょうね。どこでもやりそうなことですから。ですが、びっくりします。じつは、これらの子どもは、すべて「犬」なのです。「現代わんこ事情のこと知っとこ!」というテーマでの番組なのです。いまやペットは家族の一員。「番犬」と言うより、「わが子」のポジションなのです。他にも、「わんちゃんと一緒に泊まれるホテル…ではなく、ペットのためのホテル」お値段なんと1泊2万円!から埋まっていくそうです。オプションで人間ドックならぬペットドック(12万円!!)もあり、人間並みの本格的な検査を受けられます。また、犬のためのフィットネスクラブ。少子化といわれる時代、人とペットといわれる動物との関係は、どうなっていくのでしょうか。

最近の保育園事情” への2件のコメント

  1. 読んでいて最後に犬のことだと分かりビックリしました。犬の理容室、犬のレストランくらいまでは知っていましたが、保育園やフィットネスクラブまであるとは驚きです。ペットではなく家族の一員という位置づけになってくると、「飼う」という言葉も使われなくなるんでしょうか。

  2. 犬のことでしたか…まさに擬人化ですね。
    ペットの子を断崖から捨てたとして大きな反響を呼んだ有名作家さんの話題では、動物愛情問題が週刊誌に踊っていたのに、かたや泣くとうるさいから虐待して死にまで至らせる人間界のお話は次々新聞紙面に載っているのに、週刊誌をはじめメディアは重要な項目に据えていないように思えます。
    今の世の中、「かわいい」から大事にして、「うるさい」から邪魔だの感覚で総てが一元化しているように感じる事があります。
    皇族において、秋篠宮妃紀子さまが約41年ぶりに男児を出産されました。
    これを機に、人間の子どもの育児や保育について大いに
    関心を持ってもらえる報道がされる事を願っています。

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