よく言われることですが、実に人間の体の60%は水でできています。生命の最小単位は細胞です。目に見えないほど小さい細胞の中で、水様分子が絶え間なく休まず動きまわり、生命を支えています。これは人間に限ったことではなく、生物体は一見固体のように見えますが、ほとんどが「液体」「水」なのです。他のもので見てみると、トマトの90%は水、リンゴは85%、魚は75%、クラゲなどにいたっては96%までが水です。夏に、トマトやすいかを食べると、水が滴り落ちるので、水分が多いと実感しますが、人間がそんなに水分でできているとは実感しにくいですね。血液はなんとなく水分が多く、90%は水といわれてなんとなく頷けますが、脳も80%は水といわれるとびっくりします。また、ものを見るために写している網膜も92%は水だそうで、人は水に写してものを見ていることになります。ですから、体の活動を維持するために、人は絶えず水を摂取し、排泄し、循環させる必要があります。その循環の中で、1日のうちに、人間の体内からの排泄量させる水分の量は、静かに横たわっているだけで、成人男子で、2,300ミリリットルもあります。ですから、運動したり、暑いときは、もちろんそれ以上です。ですから、当然、これに等しい分だけの水分の補給が必要となります。2,300ミリリットルを単純にどのように補うかというと、飲料水から、1,200ミリリットル、食物から800ミリリットル、代謝物で300ミリリットルです。また、水を飲むことは健康を保つ上でも非常に大切です。たった1%、水不足になっただけで、人間は猛烈な、のどの渇きを覚えます。もし1日、水を飲まないとすると体の中の約2.5%の水分が失われてしまい、脱水熱といわれる熱を出し、さらに進むと幻覚症状に陥ります。この時、体の中のナトリウム、カルシウムなどのバランスが悪くなり、ある程度を越えてしまうと、死にいたってしまいます。これが、毎年夏に多い脱水症状による死です。脱水症状は、子どもの場合で5%ほど不足すると起こり、大人では2~4%不足すると、顕著な症状があらわれはじめます。また、新生児は80%と大人に比べてかなり水分の割合が高くなっています。成長期には、盛んな生理活動が行われるため、水分が大量に必要となるためです。その多い分だけ抵抗力が低くなります。新生児の間は、抵抗力を犠牲にしてでもまず成長することを第一の目的としているからです。ですから、新生児ほど脱水症には気をつけなければならないのです。車の中に乳幼児が置いておかれて死亡する事故を聞く季節になりました。駐車場に止まっている車の中に子どもだけが乗っていたのを見たときは、他人でも通報する義務を課したほうがいいかもしれませんね。
昨日から来ている熊本県は、厚生省の「おいしい水研究会」で、全国ベスト3に選ばれています。では、「おいしい水」とはどのような水でしょうか。感じ方は、個人によって違いますし、飲むときの条件によって違いますが、この研究会では、「含有成分」「水温」をあげています。ぬるい水も冷たすぎる水もおいしくないように、やはり適温というものがあります。一般に飲み物がおいしく飲める適温は、体温マイナス25度だと言われています。そして、熊本の水がおいしいのは、ミネラルなどがほどよく溶け込んだ地下水を水道水として使っているからで、地下水を蓄えている地層が天然の浄化フィルターの役目をし「熊本産のミネラルウォーター」となっているようです。
熊本の水、おいしそうですね。いつか機会があったら、味わってみたいと思います。さて、私は、この一ヶ月間、水を2リットル飲んでいます。今日のブログを拝読していて、はたっ、と気づきました。人には一日におよそ2.3リットルの水分補給が必要なのであって、必ずしも1日に水を2リットル飲む、ということではないのですね。代謝物から300ミリ、食物から800ミリの水摂取となると飲む水は確かに1200ミリリットルで良いことになります。どうりで、トイレは近いし、お腹はチャポチャポするわけです。これからは、500mlのペットボトル3本の水補給を日課にしようと思います。貴重な情報ありがとうございました。知っ得ブログですね。
大学を卒業してすぐ仕事の関係で、熊本で2年間生活していました。
下宿先は県庁の近くの健軍という町だったと思います。
私の生まれ故郷とはまるで生活風土の違う熊本での暮らしは、戸惑いの連続だった記憶があります。
なかでもあの独特の熊本弁は最初のうちはほとんど理解できませんでした。
それでもしだいに「熊本の水」に慣れたのか、最後の頃は結構地元の人とは方言でしゃべれるようになっていました。
岩手のtoshi先生、熊本の白川水源の水ば、いっぺん飲んでみなっせ。ほんなこつおいしかよー。こんな調子です。