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2006年07月11日 近頃思うこと

スイカ

 園では、お泊り会が終わりました。今年は行われませんでしたが、毎年恒例なのは、「すいかわり」です。夏になると、まず思い出されるのが、「すいか」でしょう。汗びっしょりになった後、水(特に井戸水)につけて冷えたスイカにがぶりつくと、夏を感じます。最近ある園の職員に聞きましたが、スイカを食べるときに、その汁が手から腕に伝い降りてくることがあります。それが汚らしいので、家でスイカを子どもに食べさせるときには、必ず裸にして、風呂場で食べさせている家庭があると聞きました。また、園でO157がはやったときに、生でスカイかを食べさせてはいけないという通達が来たことがありました。包丁が中を横切るのでいけないということです。スイカを、煮て食べるのでしょうかね。いまだに、キャベツやイチゴやレタスを生で食べさせないところがあると聞きます。なんだか、変な時代になったものです。
 すいかの原産地は南アフリカのカラハリ砂漠とする説が、もっとも有力です。4000年前にはすでにエジプトで栽培され、種を食用に。中近東や中央アジアなどの砂漠地帯では水がわりの飲料として珍重されました。日本に渡来したのは天正年間(1630年ころ)で、明治に入り、欧米から多数の品種が導入されました。そんなに古い食べ物ではなかったのですね。スイカは、英語でウォーターメロンといいます。江戸時代には「水瓜」とも書かれました。「西瓜」という字は、中国で西域から伝わったうりの意味でつけられたもので、「水分の多いうり」の意味です。95%が水分で、このうちの4~6%が糖分です。果糖はエネルギー転換が早いので、夏の暑さで疲れた体を癒すには適しています。また、水分補給をしながら、余分な塩分と水分を排出する働きもするので、夏の健康維持にはぴったりです。よく、きゅうりにも、体を冷やす働きがあるといわれています。ですから、スイカ同様に夏に取れる野菜なのです。旬のものを食べるとその効果が体にいいようにできています。最近、ビニールハウスで、冬でもスイカやきゅうりが取れ、食べることができますが、違う時期に食べると、かえって体に良くない野菜になってしまいます。よくできていますね。すいかの肉色には大別すると赤、黄、白系があります。赤色大玉のしま皮が主流ですが、最近、我が家では子どもが独立したので夫婦しかいない上に、冷蔵庫に入れるスペースの問題で小玉スイカが主流になってしまいました。美味しいスイカの見分けたは、いくつかあるようです。まず、形ですが、大玉のもの、豊円でやや腰高のもの、へたのまわりが少しへこんでいるもの、おしりの花落ちの部分が小さいもの、縞模様がくっきりし、ツヤの良いもの、触ると多少ざらざらしているものがいいそうです。叩いた時の音で判断するときは、食べ頃のすいかの音は「ボン・ボン」、未熟のすいかは「ポン・ポン」と高い音、熟れすぎのすいかの音は、「ドン・ドン」と鈍い響きです。スイカの一番甘い部分は、中央部、真中です。そのために、一番甘い中央部、真中がみんなにいきわたるように切るのが良いとされています。食べ頃の温度は15℃くらいです。ですから、すいかは川や井戸水で冷やすとちょうど食べ頃の温度となるのですね。冷蔵庫は5℃くらいなので、出してすぐは冷えすぎています。また、気温では30℃を超えるとすいかの消費量は拡大するようです。すいかの果汁には、利尿作用があり、尿と一緒に余分な塩分を排泄することから高血圧や動脈硬化、膀胱炎、腎炎の予防効果が見込まれます。漢方ではすいかの種が強壮、止血、のどの痛みなどに効果のある薬として用いられています。中国では種子を食用にするすいかも栽培しているそうです。すいかの皮はコレステロールを減少させたり、血管を拡張させたりする効果があるといわれています。また、すいか糖は、のどが痛いときや、たんがからむときなどに効果があります。私は、スイカが大好きです。

投稿者 fujimori : 2006年07月11日 19:34

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