六花亭

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 地産地消といえば、帯広に本店がある「六花亭」の取り組みがいいですね。ある人によれば、日産のゴーン、ホンダの本田に並び称されることもあるくらいです。(NHKに取り上げられました)この六花亭は、今では、どのデパートにでも商品が並んでいるくらい有名ですが、当初は、北海道内に数店舗あった千秋庵という和菓子店の1つで、1933年、帯広千秋庵として開業したのが始まりです。最初は菓子があまり売れず苦心したといいます。それが、1970年代、当時、ホワイトチョコレートを製造販売する業者は日本国内にはほとんど存在していなかったのが、「帯広には白いチョコレートがある」という話題がライダーを通じて広まり著名になったのです。その後、札幌には既に同系列店の札幌千秋庵があり、そのままの屋号では進出できなかったことから、1977年に六花亭に屋号を変更しました。「六花」は、六角形の花、すなわち「雪」を意味しているそうです。このいきさつは、地元では良く知られています。先代、小田豊四郎(現会長)は函館市に生まれますが、十七歳のとき、母方の叔父・岡部式二と叔母・トヨが経営する札幌千秋庵に見習いとして入店します。そのわずか四年後、帯広千秋庵の後を引き継ぎますが、日本で初めて帯広千秋庵が開発した「ホワイトチョコレート」を通して、何とか本物の味を全国に広げたいと思っていましたが、札幌千秋庵は帯広以外での販売を許しませんでした。そのとき、今は亡きイワキメガネの先代、岩城二郎氏に“今まで千秋庵というのれんにおぶさっていたなら別だが、君は真心を込めておいしい菓子を作ってきた。今なら太郎兵衛でも次郎兵衛でも売れる”と話し、背中を押してくれたそうです。この豊四郎の菓子への熱意を知る、岩城の言葉が大きな後押しとなって、「六花亭」が誕生しました。雪の別名「六花(りっか)」は、奈良・東大寺の清水公照が「北海道を代表する菓子屋に」との思いを込め、命名した社名です。その豊四郎の人生に影響を与えた人物のなかで、“商人”としてのあり方に絶大な影響を与えた人が、商業雑誌「商業界」の創刊に協力し、「愛と真実の商道」を説いた新保民八です。戦後から復興期にかけての日本の商売は、商品に値札を貼ったり、現金商売はまれで、人の身なりや風貌で価格を決める、「悪徳商法」まがいの商売も横行していたなか、日本の商業界に近代商業の思想を流布し、「損得」よりも「善悪」を教えたのです。新保の説いた「正しきによりて滅ぶる店あらば、滅びてもよし、断じて滅びず」は、今でも六花亭の経営の大きな柱です。また、本業の製菓事業で無添加物生産や地産地消(地産地消(ちさんちしょう)とは、地域生産地域消費(ちいきせいさん・ちいきしょうひ)の略語で、地域で生産された農産物や水産物をその地域で消費すること。)運動にも取り組んでいることから企業として社会活動にも力を入れています。そのため、文化・芸術活動にも力を入れていて、中札内美術村などを管理・運営しています。この村へ昨日、連れて行ってもらいました。
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 柏の林の中には、彫刻家である坂東優氏の作品を展示している「夢想館」、北海道の名峰を多数描いた「相原求一郎美術館」、開拓農民として自然を描き続けた「坂本直行記念館」、そしてびっくりしたのが、私のこのブログの竜の絵のモデル(鎌倉建長寺の天井画)を描いた「小泉淳作美術館」が点在していました。また、35年からずっと「きびしい風土のなかで、たくましく育っていく子どもたちに、豊かな詩心を育むこと」を願って『サイロ』という同人誌も発行しています。

六花亭” への5件のコメント

  1. 藤森先生、六花亭にもいかれたのですね。
    私は、今、ちょうど六花亭の、マルセイバターサンドを、
    ちょっと、いただいているところでございます。
    これもまた、おいしゅうございます。
    あっという間に2~3個食べてしまい、すぐ反省します。
    反省しては、忘れ、反省しては忘れの毎日であります。
    またのお越しをお待ちしています。
    神戸で、皆様によろしくお伝えください。

  2.  帯広百年記念館に行って知ったのですが、「マルセイバター」の名前の由来は十勝開拓の祖、依田勉三が率いる晩成社が十勝で最初に作ったバターです。その「マルセイバタ」に因み、六花亭の包み紙も、その時のラベルを模しています。

  3. マルセイバターサンド・・・。
    私の大好物がブログに登場するとは・・・。
    私、1日あれば1箱ペロッと平らげてしまいます。
    ただ、お酒が入っているので、たべるとボ~っとしてしまうのですが・・・。
    以前、北海道に旅行に行った際、スノボの帰りにウエアのまま六花亭に行きました。きゃ~きゃ~言って、あれこれと買い込んで、ホテルでむしゃむしゃ・・・。同じお店に藤森先生も行かれたのですね・・・。それだけで感動してます・・・。

  4. 六花亭さんのチョコレートストロベリーは、宇宙飛行士の野口聡一さんが宇宙にもって行った逸品です。宇宙飛行士仲間にとても人気があり、急遽、宇宙食に昇格したものです。
    フライト10日目の日本食パーティで、デザートにお餅を用意したのですが、うまく戻らず失敗。その代わりに『六花亭のチョコレートが大好評で、うまくしめくくった』と当初の原稿に書いてありました。担当編集としては、宣伝になってしまうので、商標「六花亭」は外しました。六花亭さんごめんなさいね。
    だけど、野口さんが次回宇宙に行くときに、持って行きたいもののリストにはしっかり入っていますよ。「宇宙でも人気、六花亭!」なんて。

  5. はじめまして。帯広育ちの藤森先生ファンです(^▽^)
    先生のブログを読ませていただいていたら懐かしい写真が載っているので思わず、書き込みしてしまいました!
    ♪十勝の広野 はるばると
     緑の風に窓を開けて
     大きく伸びよと呼んでいる~♪
    柏の木を見ると、小学校校歌が自然と流れます。
    小学4年生のときに帯広へ転校してきましたが、それまで嫌いな詩作りが、好きになりました。なぜなら、帯広市内の小学生は、学校でサイロにのせる詩をみんなそれぞれ考えました。詩を作るのが楽しかったんです。だって、お菓子の袋に自分の詩がのるかもしれないんですから!!
    ぱんちょうは、平日やランチタイムを外せば並ばずにはいれますよ。
    7月のお勉強会楽しみにしています♪

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