木場から亀戸

今日は、「憲法記念日」ということで、江戸の名残がある町並みを歩いてみました。(特に、憲法には、関係ありませんが)まず、東西線の「木場」という駅で下車しました。木場は、江戸から昭和にかけて、江戸・東京へ材木を供給し「材木のまち」として栄えてきましたが、今は、木材関連業者が現在の新木場へ移転したのを機に、水と緑の森林公園として整備されています。その中心が、面積24.2haの総合公園である「東京都立木場公園」です。この広い敷地も、元々は木材関連企業の敷地だったようです。また、今日は行きませんでしたが、園内に「東京都現代美術館」もあります。ここは、今花盛りです。hana1.jpghana2.jpg
 今日は、連休ということもあって、団塊の世代向けの「フォークコンサート」や「木場ストック」(ウッドストックというかつてのコンサートをもじって)が、開かれていました。この公園を東西二つに分けているのが、「仙台堀川」です。何でこんなところで仙台かというと、元禄11年(1698)から仙台藩伊達家の蔵屋敷が有ったので、仙台堀と言われたのです。仙台から船で江戸・隅田川の東岸の深川まで米を運んでいました。今、その川に沿って「仙台堀川公園」という細長い都内最大級の親水公園があります。それに沿って歩いていくと、親水河川や魚釣り場、「区民の森」として様様な樹木、多くの鳥や魚も生息しています。ウォーキング協会の推薦の道だけあって、真っ直ぐな道と森の中のうねった道を選んで歩ける所があったり、水辺には飛び石を置いたり葦を植えている所、様々な形の池など、歩くにつれて風景が変化するため、運河沿いをただ歩くというものではなく、公園としての美観についてかなり考えられていて、ジョギングやウォーキングをする人達への配慮がされています。そして、その道が左に大きく曲がった先に、江戸時代に建てられた区内最古の民家建築の「旧大石家住宅」があります。この建物は、関東大震災でも倒壊しなかったそうです 。horikawa.jpg
 その後、「亀戸天神」に寄ってみました。ここは、太宰府天満宮の神官(道真の子孫と伝えられる)大鳥居信祐が、神木で菅原道真像をつくり、亀戸村に祀ったのが始まりといわれています。心字池・太鼓橋など、太宰府天満宮を模して造営されたものもあります。そして、境内の梅・フジの花が名所となり、学問の神様ということもあって、江戸時代以来行楽を兼ねた多くの参詣客を集めてきました。この境内にある池には、亀がたくさんいて、岩の上では甲羅干しをしています。この亀から、この辺を「亀戸」というかと思うと違うようです。この亀戸天神に行く途中に「香取神社」という江東区で最も古い神社があります。ここの社伝によれば665年の創建で、藤原鎌足が亀の島に船を寄せ、香取大神を勧請し旅の安全を願ったのが始まりといわれ、以来亀戸村の総鎮守として信仰を集めているそうです。その亀よりも有名なのが、歌川広重の「名所江戸百景」に描かれ、今まで多くの人たちに親しまれてきている「藤」です。この藤は340年前の神社創建当時から植えられたと伝えられています。ちょうど、偶然に訪れた亀戸天神でしたが、「藤祭り」真っ最中でした。kameidofuji.JPG
 今日は、ずいぶんと、いろいろな花を見ることができました。