
今日4月23日は、「世界 本の日」です。この日は、もともとは「サン・ジョルディの日」として親しまれており、愛と知性の文化運動として行われてきたものです。「サン・ジョルディの日」の由来は、スペイン・カタルーニャ地方のサン・ジョルディ伝説をもとにしており、悪獣のいけにえに差し出された王女を救った伝説の騎士、サン・ジョルディを愛の守護聖人としてたたえています。4月23日は彼が殉教した日で、いつしかこの日に本と花を贈りあって、愛する気持ちを伝え合うようになりました。また、この日は文豪として名高いセルバンテスとシェークスピアの命日でもあり、本との結びつきを強めております。日本でも4月23日に男性から女性に花を、女性から男性に本を贈るという知的でロマンチックな習慣は、現在、静かなブームになっています。そして、ユネスコ総会は、本は歴史的に知識の普及に最も有力なファクターであるとともに、その保存に最も正確な手段であることを考慮し、本にアクセスするすべての人々を啓蒙するだけでなく、世界中の文化的伝統をより豊かに共有する認識を広め、また理解、寛容、対話にもとづく人々の行いを鼓舞することに鑑み、4月23日を「世界・本と著作権の日」としたのです。日本でもこれに伴い、4月23日を「子ども読書の日」とすることが法律で定められています。そして、4月23日から5月12日が、毎年「こどもの読書週間」です。第48回の今年の標語は「魔法の国へのパスポート」です。
本といえば、私は、小学生のころ本を読むのが好きでした。探偵ものとか、冒険物が特に好きでした。何年生のころか忘れましたが、「十五少年漂流記」が面白くて、時間があると読んでいました。母親から、「そんなに本ばかり読んでいないで、すこしは外に遊びに行きなさい!」と注意されたので、押入れに隠れて読んだり、寝るときにも布団の中にもぐって読んでいました。とうとう母親は腹を立てて、2階の窓からその本を隣の家の屋根に投げてしまいました。今だったら、本を読んでいたらほめられるのに、そのころは、テレビばかり見ていると同じ感覚だったのでしょうね。これは、誰でも読んだことがあるでしょうが、無人島に漂流した少年達が力を合わせて生活していく物語を描いていますね。原題は「二年間の休暇」といいます。この「十五少年漂流記」を、架空の未来に移して、エキセントクリックな状況の中で、少年たちの根源悪が噴出する小説「蝿の王」を大人になって読んだときに、やはり取り付かれた思い出があります。この作品は、ノーベル文学賞を受賞しています。題名の「蝿の王」とは、悪魔「ベルゼブブ」のことを指し、作品中では蝿が群がる豚の生首を「蝿の王」と形容しています。アメリカの陸軍幼年学校の生徒たちを乗せた飛行機が墜落した。とりあえず一命を取り留めた24人の少年たちは、近くの無人島へ漂着します。しかし彼らは、世間から隔絶されたこの島で、己の内に秘めた野性に目覚め、やがて理性と秩序を失ってゆく……。性・秩序・生命力を暗示する“ほら貝”を持つ文明支持派と、悪・死・無を象徴とする“蠅の王”を掲げる野性派に分裂してしまった少年たち。その間に目覚める、猜疑心、恐怖心、憎悪、闘争、そして殺戮--まるで人類が犯した過ちの歴史を忠実になぞるかのような彼らの姿を、鮮烈な映像で描き、人間性の奥に潜む“善と悪”に深く切り込んだ傑作といわれています。ただ、情緒的に美化されがちな子どもの世界を、冷静に見つめることができます。
小学生の頃、家がそれほど裕福でなかったので、
読書といえばもっぱら学校の図書館の本を利用していました。
「十五少年漂流記」も読みましたね。
あと、「飛ぶ教室」や「エルマーの冒険」や「ドリトル先生」の
シリーズも大好きでした。かたっぱしから目に付いた本を
読み漁ったのを思い出します。
内容はほとんど覚えていませんが、その時代に本の世界の
おもしろさを経験したことは今でも役立っているようです。
昔は、本当によく図書館や学校の図書室を使いましたね。私は、学校の図書室からの借りた本の多さを、友達と競争した思い出があります。また、この投げられた本は、古本屋で買ったものでした。9,19,29日に縁日があり、いつもそこで買うのは、古本か、付録でした。また、近くに貸し本屋もありました。そこも利用しました。本当に、娯楽が少ない時代だったのですね。