性格

 「おとこ」と「おんな」というインスピレーションクイズをやったら、何をイメージするでしょうか。私の息子が、3,4歳児の頃、子ども会に連れて行ったときに、転んだかなにかして泣き出し、なかなか泣き止みませんでした。一生懸命になだめている私たちのそばを、6年生の女の子が二人、通りがかりました。そして、こんなことを言ったのです。「しょうがないよ、男の子だもん。」そのころから、もう、子どもたちの間では、泣くのは男の子というイメージがあったようです。私たちの頃は、「男のくせに、泣くな!」と、言われたものです。
厚生労働省は、同一客体を長年にわたって追跡調査する縦断調査をするために、平成13年度から承認統計を実施しています。これは、21世紀の初年に出生した子の実態及び経年変化の状況を継続的に観察することにより、少子化対策等厚生労働行政施策の企画立案、実施等のための基礎資料を得ることを目的としています。対象児の年齢は、3歳6ヵ月としています。そこに、「子どもの状況」という項目の中で「性格」というのがあります。親が、自分の子どもの性格はどうであるかを回答(複数回答)したものです。その回答が、男の子と女の子に対してどのように思っているかを%で出してあります。クイズを出してみます。皆さんは、ABどちらの%が、男の子に対して思っている性格か当ててみてください。
1、甘えん坊:A63.2%、B50.3% 2、活発:A54.8%、B52.3% 3、気が強い:A51.9%、B36.8% 4、一人でやりたがる:A51.3%、B38.2% 5、お調子者:A42.8%、B30.9% 6、好奇心が旺盛:A41.9%、B39.5% 7、誰にでも愛想がよい:A36.3%、B28.2% 8、恥ずかしがりや:A35.0%、B32.0% 9、負けず嫌い:A33.0%、B26.0% 10、落ち着きがない:A27.6%、B19.1% 11、素直:A24.4%、B20.9% 12、執着心が強い:A16.0%、B12.3% 13、執着心が強い:A16.0%、B12.3% 14、気が短い:A17.2%、B16.0% 15、飽きっぽい:A16.2%、B15.2% 16、人見知りが激しい:A12.7%、B8.1% 17、気が弱い:A10.2%、B4.5% 18、おとなしい:A8.2%、B7.4% 19、のんびりや:A8.2%、B6.9%
答 1:A 2:B 3:B 4:B 5:A 6:A 7:A 8:B 9:B 10:A 11:A 12:A 13:A 14:A 15:B 16:B 17、A 18:A 19:A
どうですか?今、子どもと接している人であれば、ほとんど正解だと思います。しかし、よく考えると、かなり昔とイメージが違うところがあります。しかも、その違いは、わずかになってきています。はっきりとどちらが男の子で、どちらが女の子といえなくなってきています。生理的、身体的なことは明らかに男女の違いがありますが、もうすでに、社会的、文化的な性差はなくなり、個人差になってきているのでしょうね。