« かっこよさ | メイン | 変える努力 »

2005年11月27日 講演先にて

そば

福井2.jpg
今朝撮った、福井城跡と福井の地名の由来の「福の井」という名井
 昨日の昼食は、永平寺そばをご馳走になりました。その店は、大本山永平寺の参道沿いにあり、永平寺では 唯一の手打ちそばのお店とうたっています。全国は、「そば」と「うどん」派に分かれます。有名ですが、讃岐に行くと、年がら年中「うどん」です。食事だけでなく、ちょっと時間があると、「うどんでも食べようか。」といわれます。秋田は、「稲庭うどん」ですし、伊香保は、「水沢うどん」など、有名です。そばも、各地に有名どころがあります。この「永平寺そば」は、一般に越前地方で呼ばれている「越前そば」よりも太めで、色が黒く、腰がしっかりしていて、このそばを噛みしめると、そば本来の味がにじみでてきます。噛みしめて食べるそばです。永平寺の山の谷は耕地が少なく焼畑農耕がおこなわれ、毎年新しい焼畑に大根を作り、2年目はほかの作物を、そしてその後は、必ずそばを蒔き、各自がそばがきはもとより雑炊などにし、大切な主食の代替としてなくてはならないものであったようです。由来としては、200余年の昔に、京からそば切りが伝わり、永平寺を初め各寺院に摂心や大晦日の上納品として、また点心に用いられたのが始まりのようです。そして、門前近郷にはどこの家でも、そばを打てないところはない位に誰でもができ、この土地の人たち流、つまり永平寺流のようなものが生まれ、長年受け継がれてきたとの事です。
 もう少しで年末を迎えます。年末とそばというと、「年越しそば」を食べますね。年越しそばは、大晦日の夜に行う年越しの行事を総称して年取り、またはお年取りということから「年(歳)取りそば」ともいいます。また、大晦日の別称から「大年そば」「大つごもりそば」ともいうことがあります。「つごもり」とは 「月ごもり」が詰まった言葉で、月の末の日の意味です。古くから続く食習の起源、由来ははっきりとしないことが多いのですが、大晦日の夜にそばを食べるという年越しそばも例外ではなく、いくつかの説が伝えられています。そのうち最も広く知られているのは、そばは細く長くのびることからの縁起説でしょう。寿命を延ばし、家運を伸ばしたいという願いがこめられています。ですから、地方によってはこれを「寿命そば」や「のびそば」と呼ぶこともあります。そのほかに、そばは切れやすいことから、一年の苦労や厄災、あるいは借金を断ち切るという意味があるともいわれます。そこで、「年切りそば」、「借銭切りそば」と呼ぶこともあります。また、金箔を使う細工師は飛び散った金粉を集める時に練ったそば粉を使うことから、そばは金を集めるという縁起から、食ベるようになったという説もあります。
どのいわれから、今年は、年越しそばを食べようかと考えてしまいます。

投稿者 fujimori : 2005年11月27日 21:24

コメント

コメントしてください




保存しますか?