そば

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今朝撮った、福井城跡と福井の地名の由来の「福の井」という名井
 昨日の昼食は、永平寺そばをご馳走になりました。その店は、大本山永平寺の参道沿いにあり、永平寺では 唯一の手打ちそばのお店とうたっています。全国は、「そば」と「うどん」派に分かれます。有名ですが、讃岐に行くと、年がら年中「うどん」です。食事だけでなく、ちょっと時間があると、「うどんでも食べようか。」といわれます。秋田は、「稲庭うどん」ですし、伊香保は、「水沢うどん」など、有名です。そばも、各地に有名どころがあります。この「永平寺そば」は、一般に越前地方で呼ばれている「越前そば」よりも太めで、色が黒く、腰がしっかりしていて、このそばを噛みしめると、そば本来の味がにじみでてきます。噛みしめて食べるそばです。永平寺の山の谷は耕地が少なく焼畑農耕がおこなわれ、毎年新しい焼畑に大根を作り、2年目はほかの作物を、そしてその後は、必ずそばを蒔き、各自がそばがきはもとより雑炊などにし、大切な主食の代替としてなくてはならないものであったようです。由来としては、200余年の昔に、京からそば切りが伝わり、永平寺を初め各寺院に摂心や大晦日の上納品として、また点心に用いられたのが始まりのようです。そして、門前近郷にはどこの家でも、そばを打てないところはない位に誰でもができ、この土地の人たち流、つまり永平寺流のようなものが生まれ、長年受け継がれてきたとの事です。
 もう少しで年末を迎えます。年末とそばというと、「年越しそば」を食べますね。年越しそばは、大晦日の夜に行う年越しの行事を総称して年取り、またはお年取りということから「年(歳)取りそば」ともいいます。また、大晦日の別称から「大年そば」「大つごもりそば」ともいうことがあります。「つごもり」とは 「月ごもり」が詰まった言葉で、月の末の日の意味です。古くから続く食習の起源、由来ははっきりとしないことが多いのですが、大晦日の夜にそばを食べるという年越しそばも例外ではなく、いくつかの説が伝えられています。そのうち最も広く知られているのは、そばは細く長くのびることからの縁起説でしょう。寿命を延ばし、家運を伸ばしたいという願いがこめられています。ですから、地方によってはこれを「寿命そば」や「のびそば」と呼ぶこともあります。そのほかに、そばは切れやすいことから、一年の苦労や厄災、あるいは借金を断ち切るという意味があるともいわれます。そこで、「年切りそば」、「借銭切りそば」と呼ぶこともあります。また、金箔を使う細工師は飛び散った金粉を集める時に練ったそば粉を使うことから、そばは金を集めるという縁起から、食ベるようになったという説もあります。
どのいわれから、今年は、年越しそばを食べようかと考えてしまいます。

そば” への6件のコメント

  1. 美味しいうどんを食べることが出来たときにも嬉しくなるのですが、美味しいそばを食べることが出来たときはまた少し違った嬉しさがあります。好き嫌いの問題かもしれませんが、美味しいそばを見つけたときには幸せな気分になりますね。そばを食べる機会はうどんに比べてそうたくさんはありませんが、年末になるとしっかりと食べることができるので楽しみです。美味しいそばをのんびりとした気持ちでいただきたいものです。

  2. 年越しそばの由来などを聞きますと、昔の人の遊び心も感じるようであり、またその時代の先のことは分からないよというメッセージも感じるようであります。そば派、うどん派と分かれなければいけなくなったら、私はそば派に属します。うどんも嫌いではないのですが、口に入ってくる時の感覚が、うどんのような太い麺よりもそばのような細い麺の方が好きだからです。ラーメンもやはり細麺が好きです。身体はどちらかといえば太麺なので、麺くらいはスマートに…と思うのかもしれません。

  3. 「門前近郷にはどこの家でも、そばを打てないところはない位に誰でもができ、この土地の人たち流、つまり永平寺流のようなものが生まれ、長年受け継がれてきた」ということは、各家庭による伝統の味が残されているのですね。そばの作り方を代々伝承していくというのは、なんだか親からバトンを渡されたようで嬉しいやら、楽しいやら、食べて美味しいやら、色々な喜びが感じられそうですね。私は、そばの歯ごたえが好きなので、噛み締めて食べる「永平寺そば」が食べてみたくなりました。今年の年越しそばが楽しみです。

  4. そば、と、うどん、とどちらが好きですか?と尋ねられると、「そばです」と答えていました。うどんはあの太さが私的には今一つだったのですね。ところが、昨年香川を訪ねた時、定石通り、讃岐うんどんを所望して試してみました。おいしい。これ以外の言葉を見つけられず、以後、うどんも喜んで食べています。もっとも、一人で食べるときはやはり「そば」ですね。「そば」には「蕎麦湯」がついてきます。この「蕎麦湯」がまたいい。残ったわさびとたれを混ぜて頂くとこれは得も言われぬ美味です。そばにはそば本体を味わう楽しみと食後味わう「蕎麦湯」の楽しみという二重の楽しみがあります。そして、そばにもいろいろな種類がありますね。「韃靼蕎麦」などは大陸を感じるメニューです。そばの花も白くていいようです。いつかは一面に白い花を咲かせる蕎麦畑を堪能したいと思っております。

  5. 年越しそばがそのような縁起物だとは知らずに毎年食べていました。家族でどのテレビで見ようかと話しながらそばを食べたり甘酒を飲んだり、テレビでカウントダウンをして明日は母方の福島の実家に帰ることを楽しみに布団に入るという年越しの一連の流れを思い出します。年末年始がとにかく大好きでした。
    社会人になってから駅でそばをよく食べるようになりました。とにかくかき揚げの天ぷらそばが大好きです。今、熊本へ研修に行く為の羽田に向かう電車の中ですが、ブログを読んでもうそばが食べたくて食べたくて仕方ありません。ブログを読む時間帯にもよるのかもしれませんが、藤森先生が食べ物について書かれているブログを読むといつもお腹が空きます。特に写真付きの時は大変です。

  6. うどんよりそば派です。ちょうど昨日ですがそばを食べました。久しぶりに食べたのでとても美味しかったです。以前、妻と長野へ旅行した時に、そばを食べました。蕎麦湯というものを初めて知り、その美味しさに感動して、妻の蕎麦湯までも飲んでしまったことがありました。年越しそばは毎年食べているのですが、諸説ある中でのそばの食べ方、今年は娘も生まれ、家族として一つになった気がします。家運を伸ばしたいので、のびそばにしようと思います。

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