今、京都にいます。京都府では、昨年養鶏場で起こった高病原性鳥インフルエンザの集団発生で騒がれました。京都府丹波町の浅田農産船井農場で鶏が大量死しているとの匿名電話が京都府にあり、鳥インフルエンザ感染が発覚し、大量死の最中に鶏や卵の出荷を続けていたことも判明、感染は同町内の別の養鶏場にも“飛び火”し、消費者の不安は拡大しました。そこで、同社に対する社会的批判も高まり、会長夫婦が自殺したことは記憶に新しいですね。この一連の感染で約24万羽の鶏と約2千万個の卵が処分・廃棄され、風評被害も広がり、防疫作業は自衛隊も投入して進められたほどでした。そして、農水省の究明チームは「ウイルスは野鳥がアジアの発生国から持ち込んだ可能性が考えられる」との見解を出したのです。そんなことがあってか、鳥インフルエンザなど「新型インフルエンザ」の感染対策を話し合う京都府、京都市の緊急会議が今日、あったようです。そこで、鳥から人への感染予防や、感染者の早期発見方法について議論したと報じられています。しかし、この問題は、今や、世界的な問題になっています。野鳥や、渡り鳥は、今までもいたのに、何で今?と考えてしまいます。たぶん、自然な自然の営みに、人間が介入した結果のような気がします。
京都の川で、「さぎ」を見かけました。たぶん、「小鷺」(こさぎ)でしょう。全身真っ白な線の細い姿が清楚な感じの鳥で、白鷺の中では最も小さく、爪先の黄色い足に黒くて長い脚が特徴です。冬場でもよく見かけます。同じような鷺の仲間に「中鷺」(ちゅうさぎ)がいますが、気持ち、小鷺 よりも大きめですが、くちばしが黄色いことで区別できます。その黄色い嘴はダイサギよりも短めで、先っぽが黒くなっています。ややこしいのですが、それより少し大きめなのが、「大鷺」(だいさぎ)です。その名が示す通り、白鷺の中では一番の大型です。大鷺の場合は冬になると、黄色くなる嘴と、いつも爪先の黒い足が特徴です。首もすこし、長めです。それらの鷺は、白鷺というように、真っ白でとてもきれいな鳥で、飛ぶ姿も優雅です。川や田などで、どれか考えると、楽しいです。しかし、私が始めてみて感激した鷺は、「五位鷺」(ごいさぎ)です。じっとたたずんでいる姿は、なんだか気品を感じました。そのときは、名前の由来を知らなかったのですが、五位鷺の由来は平家物語にあるそうです。醍醐天皇がこの鳥を捕まえよ、と家来に命令した時、まったく何の抵抗もなく捕まえられたそうです。天皇は命令にさからわず神妙であることに褒美として五位の位を授けたそうです。実は、今日宿泊している場所に縁があります。醍醐天皇が神泉苑に行幸になったときに、名付けられたのです。神泉苑は、京都の中京区にあり、今、大河ドラマで描かれている義経と静が出会った場所とも言われています。なんだか、鳥インフルエンザから、いろいろとめぐらせてきました。