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2005年10月30日 散歩

相模原公園

相模原公園.JPG
 今日は、神奈川県立相模原公園に行きました。この公園は、平成4年に「第9回全国都市緑化かながわフェア」の会場になって以来、 整備され、市民がかなり多く利用しています。このなかには、花々が噴水を縁取るかのように咲く「虹の花壇」や、「水無月園」(その時期には、約26,000株のハナショウブが咲き競うようです。)などがあり、四季を通じて花が絶えることはありません。また、この公園のシンボルである「かながわグリーンハウス」は、大きな温室で熱帯植物が観賞できる(今は、胡蝶蘭が咲き誇っていました。)ほか、大アクアリウム、 映像ホール、ギャラリーなど、多彩な施設が揃っています。今日もちょうどよい気候だったために「芝生広場」では、たくさんの親子連れが訪れ、池には、カルガモが泳いでいました。ちょうど今の季節は、けやきの並木が、一本一本皆色が違い始めました。早い木ではとても赤くなっている木もあります。紅葉の季節の幕が上がり始めました。このけやきは、相模原市の市の木でもあります。そのほかにも、かなり市や町の木としているところが多いようです。それは、本州・四国・九州の各地に自生するからでしょう。八王子を通過している甲州街道や五日市街道などでも、けやき並木が多く見られます。特に、関東では、屋敷林の重要な樹木です。けやきの材は黄褐色で材は堅いのですが、加工性も良く、木目も美しいうえに、湿気にもよく耐えます。強度もあり、寿命も長いので、大径材も多いため、古くから建築(とくに社寺建築では、柱には欠かせません)、家具、楽器(太鼓)、漆器木地、家具など幅広い用途があり、日本の広葉樹で最上と言われています。ですから、公園樹や、街路樹にも多く使われます。(しかし、街路樹に使われ始めたのは、最近のようです。)今は、漢字で「欅」と書きますが、その由来はよくわかりません。昔は、「槻(つきの木)」と書いたようで、「つきけやき(強い木の意味)」ともいい、木目が美しいところから「異(け)やけき木」と呼ばれ、「けやけし」=他のものより目立っている)、「けやけきき」→「けやけき」→「けやき」と変化していったようです。その歴史は古く、古来から銘木とされ、古事記にも出てきますし、いろいろな名作にも出てきます。京都東山の清水寺の舞台は、数十本のけやきの柱で支えられていることで有名ですね。
 日本では、季節を感じるのに、花が咲くことで感じるほか、木々の紅葉で感じることができます。また、紅葉ほどきれいでなくとも、木々の葉の枯れ具合でも季節を感じます。枯れることでも感じることができるのは、日本くらいかもしれません。「枯山水」というように、「水」を枯れさせることで、実態としての「水」以上の存在を感じる精神は、究極の日本美のような気がします。そんなことを、初冬の公園から感じることができますね。

投稿者 fujimori : 2005年10月30日 21:40

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