相模原公園

相模原公園.JPG
 今日は、神奈川県立相模原公園に行きました。この公園は、平成4年に「第9回全国都市緑化かながわフェア」の会場になって以来、 整備され、市民がかなり多く利用しています。このなかには、花々が噴水を縁取るかのように咲く「虹の花壇」や、「水無月園」(その時期には、約26,000株のハナショウブが咲き競うようです。)などがあり、四季を通じて花が絶えることはありません。また、この公園のシンボルである「かながわグリーンハウス」は、大きな温室で熱帯植物が観賞できる(今は、胡蝶蘭が咲き誇っていました。)ほか、大アクアリウム、 映像ホール、ギャラリーなど、多彩な施設が揃っています。今日もちょうどよい気候だったために「芝生広場」では、たくさんの親子連れが訪れ、池には、カルガモが泳いでいました。ちょうど今の季節は、けやきの並木が、一本一本皆色が違い始めました。早い木ではとても赤くなっている木もあります。紅葉の季節の幕が上がり始めました。このけやきは、相模原市の市の木でもあります。そのほかにも、かなり市や町の木としているところが多いようです。それは、本州・四国・九州の各地に自生するからでしょう。八王子を通過している甲州街道や五日市街道などでも、けやき並木が多く見られます。特に、関東では、屋敷林の重要な樹木です。けやきの材は黄褐色で材は堅いのですが、加工性も良く、木目も美しいうえに、湿気にもよく耐えます。強度もあり、寿命も長いので、大径材も多いため、古くから建築(とくに社寺建築では、柱には欠かせません)、家具、楽器(太鼓)、漆器木地、家具など幅広い用途があり、日本の広葉樹で最上と言われています。ですから、公園樹や、街路樹にも多く使われます。(しかし、街路樹に使われ始めたのは、最近のようです。)今は、漢字で「欅」と書きますが、その由来はよくわかりません。昔は、「槻(つきの木)」と書いたようで、「つきけやき(強い木の意味)」ともいい、木目が美しいところから「異(け)やけき木」と呼ばれ、「けやけし」=他のものより目立っている)、「けやけきき」→「けやけき」→「けやき」と変化していったようです。その歴史は古く、古来から銘木とされ、古事記にも出てきますし、いろいろな名作にも出てきます。京都東山の清水寺の舞台は、数十本のけやきの柱で支えられていることで有名ですね。
 日本では、季節を感じるのに、花が咲くことで感じるほか、木々の紅葉で感じることができます。また、紅葉ほどきれいでなくとも、木々の葉の枯れ具合でも季節を感じます。枯れることでも感じることができるのは、日本くらいかもしれません。「枯山水」というように、「水」を枯れさせることで、実態としての「水」以上の存在を感じる精神は、究極の日本美のような気がします。そんなことを、初冬の公園から感じることができますね。

相模原公園” への6件のコメント

  1. ケヤキというのは様々な用途があるんですね。清水寺の舞台の柱を見た時には驚きました。携帯にその柱の写真が保存されているので、改めて見返しましたが、凄いです。あれはケヤキの木が使われていたんですね。5月に福岡へ旅行で訪れた際にケヤキ通りをのんびり歩き、食事をしたりしました。晴れていたので、ケヤキが作りだす影がとても心地よく、どこまでも歩けるような感覚になったのを思い出しました。

  2. 園庭のケヤキの木を枯らせてしまいました。原因をいろいろと探っているのですが、やはり植えた当初からあまり関心を持てていなかったこともあるんじゃないかと思っています。他にも園庭にはたくさんの木がありますが、頻繁に様子を見るようになってからは割と良く育ってくれているように思います。そんな単純な話ではないんでしょうが、関心を持ちながらこれからの変化を楽しみたいものです。

  3. 紅葉を見るために観光ツアーが組まれているくらい、日本人は紅葉が好きですよね。あの、色の移り変わりに各々どんな思いを描いているのでしょうか。四季折々の表情に楽しみを生み出し、癒され、四季が巡ることに感謝する日本人。なんだかかっこいいですね。そして、木にもそれぞれ特徴があるのですね。いつか、林業体験をし、木の加工所に行って多くの学びを得てみたいと思たりもしました。

  4. ほぉ~、「相模原公園」という公園があるのですね。臥竜塾ブログは実に多岐に渡る話題提供メディアですね。掲載写真から観てとれる光景はとても良い感じです。緑が濃く、しかも親子連れが楽しめる芝生もあります。ベンチで憩うのもよし、噴水付近の花を愛でるのもよし。園内に熱帯植物用の温室があったり、大アクアリウム、があったりなどして、大分いろいろと楽しめそうですね。ケヤキの紹介がありましたが、まことにケヤキは日本の木、という感じがします。材の堅さから木目の美しさ、さらに、寿命が長い、とくれば、私たち人間の願望を実現しているような樹木です。神社仏閣に用いられるのも首肯できます。春夏秋冬を楽しめる風土を持つ私たちは誠に幸せだと思います。

  5. 枯山水には、そのような意味があったことを初めて知りました。とても勉強になります。
    このブログを書かれていた頃は初冬ということでした。“心頭滅却すれば火もまた涼し”と言いますが本当にその通りで、初冬のブログを読んで心なしか涼しげな気持ちになるから不思議です。
    夏の終わりと思うとどこか寂しい気持ちにもなりますが、それと同時に秋の訪れを感じることができ、改めて日本に四季があることの有り難さを感じます。

  6. けやきの木にそのような意味があったのですね。私の園の年長クラスの名前も「けやき」です。私が入職した年で、名前が変わったそうです。確かに、園の敷地には、周りと比べると、かなり大きなけやきがありました。最初は大きい木だからなんて思っていました。気になったのでなんで「けやき」なのかと、園長に聞くと共生と貢献の意味があるとのことでした。夏になれば、日陰になりみんなを守り、冬になれば落ち葉を落とし日を入れて温かくしてくれる。ともに生きていく中で、自分も相手の人生も深めていき、豊かにしてくれ、そしてそこで得たものを他の人に使う。確かこのような意味があったと思います(心配なので明日確認してみようと思います。)
    実は、私の地元所沢の道路(通称浦所バイパス)に日本一長いけやき並木があります。通勤がバイクだったので毎日そこを通ってました。クラスの由来を聞いてからは、けやきの木があることは、ありがたいなと思ってました。夏は日陰になって涼しいですし、冬は葉が落ちて日が入ってくるので温かかったです。その落ち葉の量も相当なもので、何か活動で使えないかなと思っていた頃を懐かしく思いました。身近にけやきがたくさんあるので私はけやきの木が好きです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です