男女の刷り込み

今日、帰りに飛行機の客室乗務員が、男性でした。国際線ではよく見るのですが、国内線では、私ははじめてでした。乗り込むとき、何で入り口に男性が挨拶をしているのだろうと不思議に思い、てっきり上司が見張りに来ているのだと思ってしまいました。機内放送でも、その男性が話をするたびに、機長からの挨拶かと思ってしまいます。客室乗務員は女性で、機長は男性と刷り込まれているのですね。
私が保育の世界に入ったころ、ラジオの取材を受けたことがありました。そのときのインタビューをしたアナウンサーの第一声が、「男性が、保育園にいるなんて、珍しくありません?」と言われたので、「逆に、女性しかいない社会のほうが、気持ち悪くありませんか?」と答えたのを、思い出します。そのアナウンサーは、保育園の職員は、女性と刷り込まれていたのですね。そのあと、市内の若い男性園長で、会を作り活動していたことがありました。(今でも、していますが)そのときの活動が、新聞の全国紙に紹介されたことがありました。そのタイトルが、「保育にかける 男たち」というものでした。なんだか、奇をてらったタイトルですね。最近、保育者相手の講演会をひらくときに、会場の中にちらほら男性の保育者が見られるようになりましたし、保護者講演会すると、ちらほら、父親の姿が見られるようになりました。しかし、今日の講演会のように、育児講座となると、全員、女性でした。(事業名が、「ママでスクール」というので、当然ですが)
私が、教員のころ、(30年くらい前)授業参観に、ちらほら父親の姿が見られるようになってきていました。しかし、そのあと引き続いて行われた懇談会には、父親は全員帰ってしまい、母親だけになってしまいました。(もっと昔は、保護者のことを父兄といったので、父親か兄だったのかも)そこで、「父親だけの懇談会」というのを、土曜日の午後に行なってみました。すると4人の父親が参加しました。しかし、当時は、あまり育児への父親参加など叫ばれていなかったため、子どもの話しをしようとすると、「子どものことは、妻に任せているから。」と言って、話が弾みません。みんな、母親から尻をたたかれて参加してきていたのです。そこで、私は、方針を変えて、「では、おとうさんたちが、子どものころの話をしましょう。」と言うと、そういえば、子どものころ、こんなことをしたとか、あんなことをして怒られたとか話がつきません。そして、最後にみんな口をそろえて、「それにしては、今の子どもたちはかわいそうですね。」ということに落ち着きました。そこで、私が「かわいそうだったら、何かをしたらどうですか。」ということで、その地域に、「子ども会」を発足することにしました。まず、クラスみんなの父親に呼びかけ、そこから、全校のその地域の父親たちに呼びかけるために、映画会を開催しました。そして、近隣の子ども会に事情や規約の作り方などを聞きにいったり、子ども会とはどんなものかを調べたり、役所に行って保険がどうなっているかを聞いてきたりと動き始め、いよいよ「父親による子ども会」が発足しました。その活動が、数年後に社会教育の映画になり、私は、いろいろな社会教育集会で話をする機会や、活動内容の原稿を書く機会が増えました。その活動は、かなりユニークだったので、またいつか、このブログで紹介したいと思います。懐かしい、思い出です。

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