突然

いつのころか忘れましたが、突然、市役所から電話がありました。そして、電話に出るなり「監査のときに、確か、2,3口頭指摘があったと思うのですが、それは、もう改善しましたか?」というのです。私の園では、監査がなかなか来てくれず、前回来たのも3年前なので、何が指摘だったか忘れてしまっていました。すぐに答えなかったら、「当然、お宅だったら、改善しているでしょうね。」というものですから、「たぶん。」と答えました。すると、「いろいろと本を書いたり、講演に行っているそうですね。」と言うのです。「何が、言いたいのだろ。」「誰かが、なにか告発したのだろうか。」と思ったので、「何で聞くのですか?」と言うと、「それは、答えられません。」といいます。そして、「他にもいろいろやっているそうですね。それらの資料をすぐに市役所に持ってきてもらえますか?」というのです。「すぐといっても、少し時間がかかりますが。」「夜8時まで市役所で待っていますから、持ってきてください。」なんだか変ですよね。聞いても、「何のためか、答えてはいけないことになっています。」と頑として、答えてくれません。「いいじゃ、ないですか。誰にも言いませんから。」「管轄が違うので、いえません。」「まあ、いいか。」ということで、夜8時に、市役所に資料を持っていきました。そのときは、変だと思ったのですが、そんなことは、すぐに忘れてしまいました。それが、また突然、先日、市役所から電話がありました。「今度、東京都功労者賞の受賞が内定しました。授賞式には出席できますか?」というのです。なんだかわかりませんが、予定を見ると出席できそうなので、「はい。」と答えると、「そのとき、車椅子を使用しますか?」「えっ?」私をよく知っている市役所の人が、すまして聞くのです。私は、笑いながら、「まさか、使いませんよ。」また、すまして、「では、介添人はつきますか?」「いいえ。」と不審そうに言うと、すると、「すみません。受賞者は、高齢の方が多いものですから、東京都から、確認するようにといわれました。」その授賞式が今日、都庁でありました。(ついでに、グッドデザイン賞受賞も、今日、公式発表があり、内緒ではなくなりました。)
 最近、役所の人は若い人が多くなりました。まじめで、一生懸命ですが、何か、マニュアル通りにしようとすることが多いようです。特に、保育関係の仕事は、人を相手にする仕事ですから、もっと、人としての付き合いや、その時々の対応に融通をつけるとか、法の後ろにある思いを感じて欲しいと思うことが多くあります。