今日は、都内の会議で、森上史朗氏(子どもと保育研究所)の話を聞く機会がありました。その中で、いくつか面白いことを聞きました。幼稚園と保育園の一元化の話の中で、最近、幼児教育についていろいろと論議されていますが、基本的には、その内容の根拠となる「幼稚園教育要領」と「保育所保育指針」は、4歳以上児に対しては同じであるので、内容においてはどちらがどうという明確な違いはありません。しかし、しいて言うならば、一つ、大きく違うところがあるという話でした。それは、発達の捉え方です。幼稚園教育要領は、一本化した発達論であり、それぞれの年齢における発達は、年齢別な到達論になってしまっています。したがって、5歳児は全員このような姿になり、その姿で、小学校に直接つなげていくという書き方をしているというのです。その点、保育所保育指針では、発達段階として捉えることをせず、あくまでも、発達過程を示しているに過ぎないというのです。現在の発達心理学では、あくまでも過程を提示するのみで、能力論的な考えではなく、行為論的視点に変わってきているようです。何ができるようになったかではなく、何をしようとするようになったかということを重視します。また、固体論から、関係論になり、子どもがどのように固体として発達するというのではなく、子どもがどのようなかかわりの中で育っていくかという発達になってきているというのです。友達との相互作用の中で磨かれたり、完成されるという考え方がでてきているそうです。
今、幼稚園でも3歳児を保育することが多くなり、今の教育要領では無理になっているために、改定が予定されているそうです。そこに、年齢をどのように捉えるかわかりませんが、発達過程として捉えたとき、子ども集団をどのように構成するのでしょうか。日本では、どうしても、年功序列型社会から、能力主義社会には移行しづらいように、子どもの発達を、子ども個人としてみるよりも、年齢としてみてしまうようです。
はじめまして。きのう、思わず、幼稚園教育要領を買ってしまいました。立派な本で、カラーで、分厚くて、しっかりしていて、なかなかよくできてます。お値段が、110円だったので、買わないと損だと思ってしまい、買ってしまいました。保育指針との、中身の違いを読み取るところまでは、まだまだです。先週、運動会が終わって、例によって、張り切りすぎて、腰を痛めてしまいました。今日、カイロなんとかに行って、カッキンコッキンしたら、ちょっと、ましになりました。張り切りすぎには、注意します。