ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/11/20

「有難いこと」

去年、同級生を肺炎で亡くしたこともあり、
今回娘が肺炎になった時には、私自身、
一種のトラウマのような感情が湧いてきました。

人は人生の中でいろいろな体験をしますが、
その一つ一つに意味があるのだと感じます。

今回の娘の肺炎も、家族離れていても
いつも想いを切らせずに今できる最善をし続けることの大切さを
教えて頂いたように思います。

いつでも事態にあわせて戻れるようにすることもそうですが、
今できる最善を尽くしていくために、
一時も心を離さないということは非常に難しくもありますが、
お陰様で、娘も重症化せず、妻も看病で身体を壊さず、
息子もうつることなく峠を越え、

振り返ってみると、家族みんなで娘の病を通じて
多くの会話、多くの思いやり、笑いに変える努力、
真剣に協力し合った良い体験になったことを実感します。

また沢山の方々にご迷惑をおかけする中で
沢山の暖かいお言葉や、助けを頂いたことは
家族全員にとって大きな心の支えとなりました。

改めて、病というのも病だけを見れば悪いことのように感じますが、
どんなことにも、意味があり、そして有難い機会であるということ。

今頂いている機会を素直に見て、素直に受け止め、
悪いことにしないよう、今できることをやりきっていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海