自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/04/22

「端午の節供」の室礼 ~2017年~

今月の室礼のお稽古では
「端午の節供」がテーマでした。

「端午の節供」の室礼 ~2017年~

「端午の節供」といえば、
鎧や兜、五月人形や鯉のぼり、柏餅など
イメージしますが、

お稽古では、先生から「鯉のぼり」について、

「鯉が滝を登り切ると竜になる」という
「登竜門」の故事から、

男児の立身出世の願いが込められている

・・・というお話がありました。

鯉のぼりと言えば、
下から鯉がのぼっていく・・・というよりも、
風に吹かれて横に泳いでいるイメージでしたが、

もともとは、そんな由来があったのですね。

室礼のお稽古を習い始め、
年に一度の「端午の節句」をテーマにしたお稽古も
もう4回目となり、

確か、以前にも教えて頂いた気がしますが、
なんとなくの記憶でしかないのが私の現状です・・・。^^;

年に一度ということもあり、
知識として覚えておくのも、
私にはどうも無理のようですので、

習ったことを、更に自分で調べて深めていくことと、
実際に暮らしの中で、
室礼など行事として「事を行い」、毎年反復していくこと。

そんな「知行合一」で、
自然と体に入っていけるように
楽しみながら学んでいけたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子