自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/10/20

種まき

社内の応接間には、
「ときめき写真」が飾られています。

ときめき写真

こちらは、毎月それぞれに撮りためた写真の中から、
月末に、皆がときめく写真を選定し、
上位に選ばれた写真たち。

毎月、選ばれた写真に差し替え、
それまで飾られていた古い写真を
決まったファイルにとじておくのですが、

ときめき写真1

先日、いつものようにそのファイルにとじる際に、
これまで保管されていた写真をパラパラとめくってみると、
忘れていた頃の昔の写真が続々出てきて、

ときめき写真2

「皆なんか若い?!」
「○○さん(退職した)写ってるー!」
「こんなことあったねー。」

・・・など、懐かしい思い出がよみがえり、
やや興奮気味になるほどでした。笑

そして、中には、
今はもう写真データが残っていないものも沢山あり、
これらはまさに「私たちの財産だ」と感じました。

この「ときめき写真」を振り返ってみると・・・

確か最初は、
応接間に保育園児の写真を飾ったのがきっかけで、

その後「クルーの子どもの頃の写真も一緒に飾ろう!」と
皆、自宅から探して持ってきて飾り、

その後、今のように毎月、
社内の写真を選んで飾るようになったかと記憶しています。

そう考えると、
この「ときめき写真」の実践が始まったのも
もう7、8年程前になるのでしょうか。

ちょうど来月には、
「竹取新聞」も100号を迎えますが、

◆竹取新聞の歴史
 http://www.caguya.co.jp/wp2/crewblog/miyamae/p11150/

あの頃に始めた実践が、今はカグヤにとって、
なくてはならないものへと育っていることを感じます。

当時「子ども第一義」の理念が明確になり、
理念を優先するよう会社が変わってから、
皆で色々と新たな実践を始め、

実になったもの、そうでもないものなど
沢山あるものですが・・・

育つためには、実になるためには、
まずは種まきをすることが
不可欠であることを感じます。

そして、同じように今の動きが、
3年後5年後10年後の未来をつくることを忘れず、

結果をおそれず、焦らずに、
種まきの意識、行動を大事にしていきたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子